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米ヘッジファンド大手フォートレス、2008年第4四半期に11%の人員削減

米ヘッジファンド大手フォートレス・インベストメントは、2008年第4四半期において11%の人員削減を行なっていたことが明らかとなった。【9日 ウォールストリート・ジャーナル】
フォートレス(Fortress Investment Group)は、2007年2月に米国のプライベート・エクイティ(PE)及びヘッジファンド運用会社としては初となる上場を果たしているが、同社の株価は現在、IPO(新規株式公開)の公開価格から90%以上下落している。関係者によると、フォートレスの社員数は、2008年9月末時点で約900名であったが、年末までに800名に削減されており、特に11-12月に大幅な削減が行われたという。また別の関係者は、米国外のフォートレスの事業所においては最大25%の人員削減が行なわれたと話している。今回の人員削減は、フォートレスがここ数年好調な業績を背景に社員の大幅な増員を図ってきた反動だと見られている。第4四半期の決算書によると、フォートレスは2007年においては社員数が21%増加しており、2008年の1-9月間においても率にして29%、約200名相当の社員が増加した。このところ、ヘッジファンド運用会社の人員削減及び事務所の閉鎖が相次いでいる。米投資ファンド大手サーベラス・キャピタル・マネジメント(Cerberus Capital Management)は先月、金融危機の影響でコスト削減の一環として約10%の人員削減を実施。競合他社のブラックストーン・グループ(Blackstone Group)は、CIO(最高投資責任者)のブルース・アムリック(Bruce Amlicke)氏が退社したほか、12月には投資家の利益にならないとしてディストレスト債券ファンド1本を清算している。フォートレスは2008年第3四半期には5,700万ドルの純損失を計上。主な要因はIPOに関連した役員報酬の支払いとしている。フォートレスの収益は2007年末までにすでに25%減少しており、1.85億ドルとなっていた。入手可能な最新データによると、フォートレスの運用資産は2008年9月末時点で343億ドルとなっている。


Dow Jones
09 Feb 2009 23:17 GMT
WSJ(2/10) Fortress Cuts Work Force 11%



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