トップ >  ギリシャ哲学の観点で長期運用をする米ヘッジファンド、2008年のリターンはプラス60%



ギリシャ哲学の観点で長期運用をする米ヘッジファンド、2008年のリターンはプラス60%

ギリシャ出身のヘッジファンド・マネージャーが独自の投資哲学で運用するマネージド・フューチャーズ・ファンドが、2008年に巨額のリターンを上げた。【9日 ダウ・ジョーンズ】
米ヘッジファンド運用会社ツァネタトス・キャピタル(Tzanetatos Capital Management)傘下のマネージド・フューチャーズ・ファンド「Global Titan」は、2008年の年間リターンがプラス60%超に達した。同ファンドは、ギリシャ出身のヘッジファンド・マネージャー、ジョージ・ツァネタトス氏が運用している。ツァネタトス氏によると、同ファンドはマクロ戦略を主体とするが、2008年はドル、金、株価指数において長期運用する一方、短期的な投資機会も逃さないよう常に気を配っていたという。「Global Titan」のリターンは、2008年にヘッジファンドの戦略の中で数少ないプラス・リターンを記録したマネージド・フューチャーズの中でも際立っている。同戦略のベンチマークであるバークレイCTAインデックスは、2008年の年間リターンがプラス14.1%であった。ツァネタトス氏自身は、自らをグローバル・マクロ戦略のファンド・マネージャーであると表明している。同氏は普段、シカゴの事務所と故郷ギリシャ・セファロニア島において二重生活をしている。同氏は「私は市場の動きを読み、投資活動で生き残る上で、哲学、歴史、世界情勢、そして経済史を非常に重視している」と語っている。ブティック型投資会社であるツァネタトス・キャピタルは、自己勘定に加えておよそ150万ドルの資金を運用している。同社は複数の投資手法を通じて、為替、コモディティ、そして市場の変動性に対してポジションをとっている。ベースとなるのは先物で、その他オプションやETF(上場投資信託)も併用する。ツァネタトス氏は哲学的な観点から、景気循環を約50年周期でとらえるいわゆる「コンドラチェフの波」理論を取り入れている。同氏は、この考えのおかげで長期的なスパンで景気動向を見ることができ、2008年の金融危機で適切なポジションを取ることができたと語っている。同氏は自身の投資手法について、直感を当てにせず禁欲的なものだと評している。ツァネタトス氏は1月、「Global Titan」においてコモディティの投資配分を減らす一方で、米国債でショートしたほか、12月に下落基調が反転した金とドルでロングを継続した。同ファンドは1月、およそ4.3%のプラス・リターンを上げたという。同氏は、長期的な観点から、ドル高ユーロ安が続くとみている。ツァネタトス氏はギリシャに帰ると、家の近くにある数十世紀前に建てられたギリシャ神殿をときどき見に行くという。「そこに行くと、2000年前から変わらないものがある。それを見ると、同じように一貫性のある投資哲学をもたなければと自覚させられる」と同氏は語った。


Dow Jones
09 Feb 2009 20:00 GMT =
DJ TIP SHEET:Long-Term Trades Pay Off For Greek Futures Manager

ギリシャ哲学の観点で長期運用をする米ヘッジファンド、2008年のリターンはプラス60%に関連する記事

2009年02月の記事一覧です。

年月別ヘッジファンド情報

紹介したくなる不動産投資会社

おすすめ:不動産投資で、友人に紹介できる企業とは 自分の友人・知人に誰かを紹介する、ということはある意味で大きなリスクを伴います。紹介し・・・

年収41億円の女性トレーダー

おすすめ:年収41億円、世界有数の女性トレーダー 米経済誌フォーブスは昨年2011年のヘッジファンドマネージャーの報酬ランキング上位40・・・

住まいづくりのベストパートナー

おすすめ:研ぎ澄まされた「日本の邸宅」がここに。 “Klass Design”  理想の住まい、そして快適な暮らしを手にするためには、自分にとっての最適な伴走者(パー・・・

簡単登録でメルマガ配信。YUCASEE MEDIAメルマガ登録で限定プレゼントへの応募も!

RSS情報 RSS feed


フォローする Twitterでフォローする


他社リリース情報

YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)とは