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上場クローズドエンド型ファンドのプロデッセ、2008年第4四半期は最終赤字

ロンドン証券取引所上場のクローズドエンド型ファンドのプロデッセは10日に発表した決算で、2008年第4四半期は最終赤字になったことを明らかにした。【10日 ダウ・ジョーンズ】
プロデッセ(Prodesse Investment)の第4四半期における決算は、最終損失が1,270万ポンドと、第3四半期の最終利益430万ポンドから一転して赤字となった。最終赤字となった要因は、金利スワップの会計処理を時価評価に変更したため、損益計算書に含み損が計上されたためだという。以前は、金利スワップの評価損益はバランスシートにそのまま計上されていた。配当は1株当たり0.19ドルとなり、前期の0.23ドルから減額された。今回の決算はアナリスト予想に一致する結果となっている。プロデッセの投資資産は、ファニーメイ、フレディーマック、ジニーメイといった米政府系住宅金融機関が発行したモーゲージ担保証券(MBS)のみで構成されており、プロデッセの運用利益は、住宅MBSから組成したポートフォリオの利回りから資金調達コストを差し引いたものとなっている。そのため、米連邦準備制度理事会(FRB)が5,000億ドルを上限とした金融機関の不良資産買い取り計画を発表したため、同社の業績は回復改善するだろうとアナリストは予想している。また、他の多くのファンド同様、プロデッセはレバレッジの低下を進めており、第4四半期末のレバレッジは7.8倍となった。第3四半期末は8.2倍だった。レバレッジ低下の影響で、前期末には19億ドルだった運用資産額は18億ドルに減少した。プロデッセは、ファンドが保有する証券のリスクが低いことを理由に、資産の換金や、借入期間延長に対する不安はないと自信を示した。一方で、脆弱化したモーゲージ市場の影響が融資会社に及ぶ可能性があると警告しており、プロデッセが追加の融資を受けることが出来なくなる可能性を示唆した。同社はまた、運用成績は向上してきたものの、環境は依然として厳しいと警告し、「2009年の上半期は、市場の変動性が高まると予測している。債券の価値目減りが喫緊の課題だ」と説明している。


Dow Jones
10 Feb 2009 15:44 GMT =
DJ 2nd UPDATE: Prodesse Posts Q4 Loss; Cites Accounting Change



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