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シンガポール拠点の新興ヘッジファンド、アジア特化のマクロ・ファンドをローンチ

シンガポールを拠点として1月に設立されたヘッジファンド運用会社が、アジア市場に特化したマクロ・ファンドをローンチすることを明らかにした。複数のメディアが報じている。
デクション・キャピタル(Dexion Capital)及びモルガン・スタンレー出身のベテラン・ファンド・マネージャー、アンドリュー・ゲール氏と、JPモルガン及びシンガポールの大手銀DBS銀行出身のLee Ka Shao氏は2009年1月、シンガポールを拠点にヘッジファンド運用会社カベナ・キャピタル(Cavenagh Capital)を設立。ゲール氏は同社のCEOに、そしてLee氏はCIOに就任している。カベナ・キャピタルは、同社初のファンドとなる「Cavenagh Asia Macro Fund」を5月1日付けでローンチする意向だ。最低投資額は10万ドルで、最大20億ドルの資金調達を目指しているという。カベナ・キャピタルは、アジア市場の金利や通貨における非対称性を利用した取引でポートフォリオを構築し、相場と相関性の低いリターンを目指すとしている。投資方針は基本的に、マクロ経済や景気循環を包括的に分析するトップ・ダウン方式を採用しており、ベータではなくマネージャーの運用能力にリターンの源泉を求める。ゲール氏は「新ファンドのローンチは、これまで多くの投資家と接してきた経験を踏まえたものだ。投資家との話の中で、投資家はクレジットや株式市場において内在するベータとは違うリターンをもたらす分散投資を求めていることがわかった。現在の市場環境では、マクロ的なアプローチをとれば、多くの投資機会を見出すことが可能だ」と語った。ゲール氏は金融業界での経験が23年あるベテラン・マネージャー。同氏は2004年9月から2008年までデクション・キャピタルのロンドン事業所に籍を置いていた。またデクション以前は、モルガン・スタンレーに15年以上籍を置き、ロンドン及びシンガポール事務所で勤務していた。シンガポールでは東南アジア市場の債券部門の責任者となり、為替や金利、そしてデリバティブやクレジット商品を担当した。Lee氏は、シンガポール大手銀のDBS銀行でオルタナティブ投資のマネージャーを務めた経歴を持つ。



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