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米上場ヘッジファンド運用会社オク・ジフ、08年第4四半期は純損失が大幅に減少

米上場ヘッジファンド運用会社のオク・ジフは12日、2008年の第4四半期決算を発表し、純損失が大幅に縮小したことが明らかとなった。【12日 ダウ・ジョーンズ】
オク・ジフ・キャピタル(Och-Ziff Capital Management)の2008年第4四半期決算は1億1,220万ドル(1株当たり1.49ドル)の純損失となった。前年同期の純損失は7億7,460万ドルだった。2007年11月に上場した際の関連費用の計上は、2007年第4四半期には33億ドルだったのに対し、2008年第4四半期は4億2,220万ドルと減少し、純損失額の減少に寄与した。プロフォーマベース(米国会計基準に準拠しない)での利益(Distributable Earnings)は、クラスA株1株当たり8セントと、前年同期の1.27ドルから減少した。トムソン・ロイターのアナリスト予想は2セントであった。第4四半期の総収益は前年同期比で81%減少し、1億4,630億ドル。成功報酬が99%減の670万ドルに落ち込んだことが響いた。ヘッジファンドの主要な収入源である管理報酬は、前年同期比1.4%減の1億3,320万ドル。運用資産額は同比19%減の270億ドルで、2008年9月末時点と比べても14%減少している。しかし、オク・ジフは今月初め、1月の運用資産が数ヶ月ぶりに増加したことを明らかにしている。オク・ジフは第4四半期において、運用成績の悪化による損失を33億ドル、そして純流出を10億ドル計上している。ほかの多くのヘッジファンドと異なり、オク・ジフはレバレッジをほとんど利用せず、リスクを低減させている。しかし、資金償還の拡大と株式相場の低迷によるヘッジファンド業界全体の運用資産急減は、オク・ジフを始めとする大手運用会社もその影響を避けられなかったもよう。オク・ジフは12月に単月で運用資産が20%減少している。大手を含む多くのヘッジファンドが年末にかけて、資金償還を制限する措置をとった。そのため、償還を制限しなかったオク・ジフなどの運用会社にしわ寄せが来て償還請求が拡大した。オク・ジフのダニエル・オクCEOは決算発表に際し、「2008年は世界の金融市場のみならず、ヘッジファンド業界にとってもかつて例がないほどの厳しい局面であった。業界全体が低迷する中で、弊社も影響を避けることはできなかった」と語っている。


Dow Jones
12 Feb 2009 12:37 GMT =
DJ Och-Ziff 4Q Loss Narrows On Fewer IPO Costs; Fees Slump



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