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ヘッジファンド投資証券の流通市場、大半が資産価値下回るディスカウント価格で取引

ヘッジファンド投資証券の流通市場を展開するヘッジベイによると、現在殆どの投資証券がファンドの純資産価値を割り込んだ状態で取引されていると、複数のメディアが報じている。
バハマに本部を置くヘッジベイ(Hedgebay Trading Corporation)は、ヘッジファンド投資証券の流通市場を1999年から展開している。ヘッジファンド投資家がファンドを解約する場合、手数料や解約までの期間を必要とするが、ファンドの持分である投資証券を流通市場で売却すれば、そうした問題を回避することが出来る。2003年頃は、ヘッジベイで取引されるヘッジファンドの持分は、92%がファンドの純資産価値(NAV)同等かそれを上回る評価額(プレミアム)で取引されていた。今年は、多くのファンドが20%程度のディスカウントで取引されており、プレミアム付きで取引されているものは無いという。ヘッジベイの共同創業者エリアス・トゥータ(Elias Tueta)氏は、「かつては評判のファンドに投資したいと願う投資家がプレミアムを付けて購入していた」と指摘した上で、現在は流動性が枯渇しているためにディスカウントで売らざるを得ないと説明している。また「適切な価格ならば必ず買い手が見つかる」と付け加えた。ヘッジベイでは、ファミリー・オフィスによる取引は比較的少ないものの、年金基金や大学基金などが以前にも増して活発に取引を行っているという。正確な数字は把握できないが、ヘッジベイが展開する流通市場における2008年の取引高は数十億ドル規模だと見られている。またヘッジベイは、オンラインの価格付けサービスを公開している。市場リスク、戦略リスク、運用者リスク、スタイルドリフト(マネージャーが当初の戦略を変更すること)などのリスクを元に、投資証券がどの程度のディスカウント(あるいはプレミアム)で取引されるのかを推測することが出来るという。



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