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英ヘッジファンド運用会社オディ、割安となった金融株のロングへと戦略変更を実施

英ヘッジファンド運用会社オディは、2008年に英金融株での空売りで大きなリターンを上げたが、2009年に入って金融株を買い増していることが明らかになった。【16日 フィナンシャル・ニュース】
ヘッジファンド・マネージャー、クリスピン・オディ(Crispin Odey)氏が率いるオディ(Odey)は、2008年においては英金融株における空売りで巨額のリターンを上げた。しかし2009年に入って、国有化されるとの懸念から多くの金融銘柄の株価が著しく割安になっていると判断し、ロング・ポジションを高めているという。1月の月次報告書によると、オディが保有しているロングの持ち高は1.09億ユーロ(1.39億ドル)。オディ氏は「現在保有比率を高めているのは、非常に割安となっている英金融銘柄においてのみだ。現在、金融銘柄の株価はオプション並みの価格となっている。英住宅金融大手ノーザンロックが国有化されて以降、多くの人は株価が低迷している英金融機関は国有化されると思い込んでいるようだ」と語った。しかし、オディ氏は「英政府は金融機関を国有化しても何の解決にもならず、存続させたほうが事態は好転すると気がついている」と指摘。オディの欧州金融株におけるロングは直近ではマイナスを記録している。オディのロング・ポジションは1月、金融関連への投資でマイナス2.9%と落ち込み、ポートフォリオ全体でもマイナス6%と、ベンチマークであるMSCI欧州指数のマイナス3%を下回った。オディ氏が担当する9億ユーロ規模のヘッジファンドは、金融関連全般でのロング/ショートではリターンを上げたが、保険会社でのロングのマイナスが大きく、1月はマイナス3%のリターンとなった。オディが金融セクターにおける方針を急に転換したのは、投信大手フィデリティ・インターナショナル(Fidelity International)の著名ファンド・マネージャー、サニィーヴ・シャー(Sanjeev Shah)氏がフィナンシャル・ニュースの取材に対して、英金融関連でのロング・ポジションを取り始めたと話した後のこと。シャー氏は、フィデリティ傘下のスペシャルシチュエーションズ・ファンド(運用資産20億ポンド)の運用を担当している。


Dow Jones
16 Feb 2009 14:04 GMT
DJ Financial News: Odey Changes Tack On 'Cheap' UK Banks

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