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米アクティビスト・ヘッジファンドのジャナ、金融・保険銘柄を大量処分

米アクティビスト・ヘッジファンド、ジャナ・パートナーズは2008年第4四半期に、金融機関や保険会社の保有株式数を減らしていたことが明らかになった。【17日 ダウ・ジョーンズ】
ジャナ・パートナーズ(Jana Partners)はバリー・ローゼンスタイン(Barry Rosenstein)氏が率いるヘッジファンド運用会社。同社が開示した情報によると、バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)とウェルズ・ファーゴ(Wells Fargo & Co.)の銀行銘柄と投資会社のT・ロウ・プライス・グループ(T. Rowe Price Group)、エトナ(Aetna)、シグナ(Cigna)などの保険銘柄については、保有株のすべてを処分したもよう。またジャナ(Jana Partners)は、保険会社マーキュリー・ゼネラル(Mercury General)とハノーバー保険グループ(Hanover Insurance Group)と、破たんした大手証券リーマン・ブラザーズ・ホールディングス(Lehman Brothers Holdings)の3銘柄についても保有株を全株売却している。対照的に、損保のチャッブ(Chubb)については持ち株数を116万株から120万株まで買い増している。ジャナは、第3四半期末(9月末)報告書によると、2008年9月末時点で、バンク・オブ・アメリカを110万株、ウェルズ・ファーゴを160万株、T・ロウを7.7万株、アテナを230万株、シグナを75.18万株保有していたとしている。他方、損保大手のエース(Ace)の保有株も全株の70万0,988株を売却、ITのアクチュエイト(Actuate)についても全株の316万株、建設・エンジニアリングのKBR(KBR)も全株の183万株を売却したとしている。また、ジャナはHCC保険ホールディングス(HCC Insurance Holdings)の持ち株数を400万株から82万3,269株にまで削減する一方で、食品メーカーのアメリカン・イタリアン・パスタ(American Italian Pasta)の持ち株数を220万株買い増したとしている。医薬品大手のファイザー(Pfizer)株は223万株から2008年末時点で50万株に減らしている。12月末時点で、ジャナが保有する銘柄の中で最も時価総額(ドル換算)が大きかったのは、米コールセンター管理世界最大手コンバージス(Convergys)だった。ジャナは、以前に1,570万株保有していたが、12月末時点には1,700万株まで買い増している。9月末時点でのトップは、自動車オークション大手コパート(Copart)だったが、12月末時点では693万株から240万株に減少、時価総額では2番目に後退した。


Dow Jones
17 Feb 2009 17:22 GMT
DJ Jana Trims, Eliminates Stakes In Financial, Insurance Cos



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