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英ヘッジファンド2社、空売りの標的を英銀行から英保険会社へ転換

英銀行株への空売りで大きなリターンを上げた英ヘッジファンド2社が、次に保険会社を標的としていることが明らかになった。【24日 ダウ・ジョーンズ】
英ヘッジファンド運用会社ランズダウン(Lansdowne Partners)は、ノーザンロック株への空売りで大きなリターンを上げたことでよく知られているが、現在、英保険大手4社に対して空売りを仕掛けているという。ランズダウンが23日に当局へ提出した届け出で明らかにしたところによると、同社は英保険業界第2位のプルデンシャル(Prudential)株に対して1,050万ポンド相当空売りを仕掛けているほか、同じく英保険大手アビバ(Aviva)に2,620万ポンド相当、またリーガル&ゼネラル(Legal & General Group:L&G)とオールド・ミューチュアル(Old Mutual)に対しても空売りポジションを取っている。現時点でプルデンシャル以外の3社の株価は下落が続いている。空売りポジションの規模はそれほど大きくないが、ヘッジファンドのこうした動きは、英保険大手各社の財務状況に関する懸念を強めている。一方、ランズダウンの競合他社であるオディ(Odey Asset Management)は、英保険業界第4位のL&G株に対して0.35%に当たる710万ポンド相当の空売りを仕掛けているという。英大手保険会社に対する懸念は、各社が繰り返し否定しているにもかかわらず、2008年後半から高まっている。各社の社債投資における債務不履行に対する懸念が増す中、各社とも英金融当局の金融サービス機構(FSA)から支援を受けて、財務基盤の強化を図っている。プルデンシャル株におけるランズダウンの空売りポジションは23日時点ではマイナスを記録している。英資産家クライブ・カウデリー氏率いる生命保険運用会社レゾリューション(Resolution)が、プルデンシャルの英国部門の買収に関心を示したことが表面化して、プルデンシャル株が反騰をみせたからだ。ランズダウンは、マクロ経済予想に基づいた長期的な運用を得意としており、ノーザンロック株への空売りでは、同株が暴落する前の時点では大幅な損失を被っていた。ランズダウンとオディは、英銀行株に対する方針をロングに転換したちょうど同じ時期に英保険大手に対して空売りを仕掛けた。評論家は、空売りが銀行部門の状況を悪化させたと主張している。それに対してヘッジファンド側は、伝統的な投資家による空売りのほうが規模が大きいので影響も甚大であり、ヘッジファンド側の正当性を裏付けていると反論している。


Dow Jones
24 Feb 2009 02:28 GMT
DJ UK Hedge Fund Goes Short In Key Insurers - Newspaper

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