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ベアー・スターンズの破綻したヘッジファンド、証券詐欺容疑で捜査継続

昨年起きたサブプライム・ローン問題により、ベアー・スターンズ傘下のヘッジファンド2本が破綻。米連邦検事事務所から派遣された連邦検察官は、破綻したヘッジファンドに対し捜査を継続している。捜査の焦点とされているのが昨年4月25日に行われた投資家との電話会議である。
当時ヘッジファンド・マネージャーであったラルフ・チオッフィ氏は、同ファンドのパフォーマンスがマイナスに陥っていたにも関わらず、今後の見通しは楽観的との意見を述べていた。しかし実際には同僚らにファンドの先行きに対して不安がある旨を語っていた。さらに、チオッフィ氏は昨年3月上旬、破綻したヘッジファンドの1つである「ハイグレード・ストラクチャード・クレジット・ストラテジー・インハンスド・レバレッジ・ファンド」から自己資金200万ドルを引き出し、自身が運用する他のファンドに投資をしていたことも明らかになった。検察側は、チオッフィ氏と同僚であったマシュー・タンニン氏がファンドの現在価値を不当に高く評価し投資家に報告したとして、証券詐欺の容疑で捜査を進めている。現在ベアー・スターンズは、投資家に対して傘下のヘッジファンド「ベアー・スターンズ・アセット・バックド・セキュリティーズ」の清算を進めている。同ファンドは、資産担保証券に投資をしていたため、サブプライム・ローン問題の影響を直に受けた。このため、基準価額は、昨年から52.5%も下落している。ベアー・スターンズが投資家に向けた1月31日付けの書簡によると、同ファンドの基準価額は、12月に22.1%下落したとのこと。今後は、保有している住宅ローン証券や資産担保証券を売却し、資金を投資家に返還するとしている。



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