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株式ロング・オンリー戦略のヘッジファンド、1月の資金流出は比較的穏やか

割安感があって上昇が見込める株だけに投資する株式ロング・オンリー戦略ファンドは、1月の運用成績が比較的堅調となり、資金減少にも歯止めがかかっている。【24日 ダウ・ジョーンズ】
米調査会社トリムタブス・インベストメント・リサーチ(TrimTabs Investment Research)によると、株式ロング・オンリー戦略ヘッジファンドの1月の資金流出は、1億ドルにとどまった。ヘッジファンド業界全体で見ると、投資家の資金流出が2番目に少なかった戦略となっている。ヘッジファンド業界全体では、資産運用規模は1月だけで740億ドルの減少となっており、2008年初め頃の業界全体の資産運用額は約2兆ドルだったが、現在は1.2兆ドルにまで縮小している。他の戦略については、株式ロング・オンリー戦略の後塵を拝したマクロ戦略は1月に30億ドル、特定セクターに投資する戦略も、同月は67億ドルの資金流出に見舞われている。唯一、資金流入超となったのは合併アービトラージ戦略だ。米国株式市場はこれまで16ヶ月も低迷が続いてきたが、投資家が株式ロング・オンリー戦略から資金を移す動きを見せていないという事実は、市場の底打ちは遠くないことを示唆している可能性がある。そのため、株価は今が安値水準にあるという印象を他の投資家にも与えるものといえそうだ。23日の米株式市場は12年ぶりの安値を付けたが、翌日の24日には反発している。株式ロング・オンリー戦略の運用成績は、2008年の年間リターンがマイナス44%となった。1月の月次リターンはマイナス0.4%と小幅な下落にとどまったが、それでもまだ業界平均のプラス0.3%を下回っている。株式ロング・オンリー戦略は、ここ数年で急激に人気を集めている。2002年にはわずか32億ドルの資産規模だったが、2007年には過去最高額の840億ドルに達した。2008年は株式市場が暴落したため同戦略の資産規模も縮小したが、2009年1月現在では、2006年水準の約320億ドルにまで回復してきている。ヘッジファンド投資のベテランからすれば、ヘッジファンドの特色である空売りや各種ヘッジ手段を使わないヘッジファンドに投資するくらいなら、投資信託などに投資したほうがよいと考えるだろう。そうした中にあって、ヘッジファンド運用会社があえて株式ロング・オンリー戦略ファンドをローンチする背景には、投資家サイドの特殊事情が関係している。年金基金や大学基金などの機関投資家は、内部規制のために、株式ロング・ショート戦略への投資が制限されている場合があるという。このために、株式ロング・オンリー戦略ファンドをヘッジファンド運用会社が立ち上げる動きが見られるのだと、業界に詳しいアナリストは指摘している。


Dow Jones
24 Feb 2009 21:07 GMT =
DJ Long-Only Hedge Funds Stop Hemorrhaging Assets To Start '09

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