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米ヘッジファンド大手ハービンジャー、設立時の出資者から自社株を買い戻す意向

米ヘッジファンド大手ハービンジャー・キャピタルが、設立時に出資を受けた会社から自社株を買い戻す方向で動いていることが明らかになった。【25日 ダウ・ジョーンズ】
米アラバマ州バーミンガムを拠点とするオルタナティブ投資会社ハーバート・マネジメント(Harbert Management)は、2001年にハービンジャー(Harbinger Capital Partners)が初のファンドをローンチする際、シード・マネーとして2,500万ドルを出資したのと引き換えに、ハービンジャーの株式を取得した。同社を率いるフィリップ・ファルコン氏は現在、ハーバートが保有するハービンジャー株を買い戻す意向を示しているが、買収額は明らかになっていない。株の買戻しが完了すれば、ファルコン氏はハービンジャー株を100%取得することになるという。しかし、ハービンジャーは今後もハーバートから運営上のサポートは受けるとしている。ハーバートも、ハービンジャー傘下のファンドに対する投資は今後も継続する予定。ハーバートは現在、ハービンジャーの旗艦ファンドでマルチ戦略の「Harbinger Capital Partners Fund I」と、スペシャル・シチュエーション戦略の「Harbinger Capital Partners Special Situations Fund」などに投資している。ファルコン氏は2008年上半期に旗艦ファンドがプラス42%近いリターンをあげると、ハービンジャーをハーバートから独立させる方向で動き始めた。この頃、ハービンジャーの運用資産は260億ドル超に達していた。しかしその後、ハービンジャーの運用資産は急減。「Harbinger Capital Partners Fund I」と「Harbinger Capital Partners Special Situations Fund」における2008年の通算パフォーマンスは、それぞれマイナス27.8%とマイナス56.1%だった。さらに投資家への資金償還も重なり、現在の運用資産は90億ドルにまで減少している。現時点で、ハーバートがハービンジャーのファンドに投資している金額は明らかでない。2008年までの間、ハービンジャーは毎年プラス・リターンを上げてハーバートに貢献してきた。特に2007年は「Harbinger Capital Partners Fund I」がプラス116.1%、「Harbinger Capital Partners Special Situations Fund」がプラス170.4%と驚異的なリターンを上げた。ファルコン氏は、マルチストラテジー戦略のほか、スペシャル・シチュエーション戦略のファンドの運用しており、株式やディストレスト債に投資している。同社のスペシャル・シチュエーションファンドでは長期的投資を基本にしつつも、時にアクティビスト的手法をとることでもよく知られている。2008年には、ニューヨーク・タイムズの筆頭株主となり、経営陣に経営改革を訴え、取締役会に役員2名を送り込んでいる。


Dow Jones
25 Feb 2009 19:40 GMT
DJ Harbinger Cap's Falcone Buys Out Fund Mgr's Backer -Report

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