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ドイツ銀行クオンツ取引チーム、近く独立してニューヨークでヘッジファンドを設立

ドイツ銀行でクオンツ取引を手がける投資チームが近く独立して、ニューヨークでヘッジファンドを設立することが明らかになった。複数のメディアが報じている。
ドイツ銀行(Deutsche Bank)自己勘定取引部門の投資チーム「エクイテック・グループ(Equitech Group)」は、ニューヨークを拠点にヘッジファンド運用会社ロック・キャピタル・マネジメント(Roc Capital Management)を設立すると発表した。ドイツ銀行がリスクの高い事業を縮小していることが背景にあるとみられている。ロック・キャピタルのマーケティング資料によると、同社の運営責任者には、ドイツ銀行のグローバル・アービトラージ部門の責任者、アルビンド・ラグナタン(Arvind Raghunathan)氏が就任する予定。同社は第2四半期中に事業を開始し、世界各地から20名以上のファンド・マネージャーや専門家を集める予定だと説明している。英ヘッジファンド投資顧問会社パイロー・インベストメント・コンサルティングの共同創業者、ノコラ・ラルストン氏は「現下の市場環境でシードマネーを確保するには、各メンバーの評判が高いことが極めて重要となるだろう」と語った。ドイツ銀行のアッカーマンCEOは2月5日、未曾有の市場環境により取引で一部問題が生じたため、自己勘定取引部門などから資金を引き上げ、リスクを軽減する措置をとる意向だと発言した。同CEOは、すでに自己勘定取引部門を75%削減したことを明らかにしている。1999年までクレディ・スイスの自己勘定取引部門に所属していた「エクイテック」は、2008年はマイナス1%のリターンであったが、1月はプラス2.37%を記録している。米調査会社ヘッジファンド・リサーチによると、クオンツ戦略ヘッジファンドの平均運用成績は、2008年がマイナス23%となり、2009年1月はマイナス2.6%となっている。クオンツ戦略は数学モデルに基づいて株式の売買を行う投資戦略である。ロック・キャピタルは、社員約20名のほか、「エクイテック」で研修を受けたチームによるバックアップ体制も整える予定だと話している。

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