トップ >  ボラティリティ・アービトラージ戦略ヘッジファンド、一部のファンドは金融危機で打撃



ボラティリティ・アービトラージ戦略ヘッジファンド、一部のファンドは金融危機で打撃

市場の変動性に賭けるボラティリティ・アービトラージ戦略の2008年の運用成績は、全般的には順調だったが、一部では大きな損失が発生している。【25日 ダウ・ジョーンズ】
市場で確実に存在するのは不安感のみという状況に陥った現在、市場のボラティリティ(変動性)に賭ける戦略のヘッジファンドが利益を狙っている。ボラティリティ・アービトラージ戦略のファンドは、運用資産総額1.2兆ドルのヘッジファンド業界において、150億ドルを占めている。この戦略は、投資対象の資産クラスを拡大し、直近の市場に対応するためにコンピューター・モデルも常にアップデートを続けてきた。2008年のパフォーマンスは比較的順調で、ヘッジファンド全体がマイナス20%となるなかで、ボラティリティ・アービトラージ戦略の平均はプラス4%だったという。なかでも、ボラティリティ・アービトラージ戦略を専門とするパララックス・ファンド(Parallax Fund)や、タイタン・キャピタル(Titan Capital)といった運用会社は、傘下ファンドの大半がプラス30%以上のリターンを上げている。しかし、2008年9月や10月の予期せぬ市場変動は、幾つかのファンドに打撃を与える結果となった。通常ならば市場のボラティリティから利益を得るはずの戦略にも損失が発生したということから、
当時のボラティリティが尋常ならざる高さだったことを裏付けている。ボラティリティ・アービトラージ戦略は、インデックスや個別株のオプションを売買すると同時に、為替や債券のオプションを売ることでリターンを狙う。市場への不安が高まっているときには、一般の投資家が下落リスクを限定しようと考えるため、オプションのプレミアム(価格)が高騰する。ボラティリティ・アービトラージ戦略の運用会社キャップストーン(Capstone)の創業者ポール・ブリトン氏は、同社の旗艦ファンドは2008年がマイナス5%となったことを明かした。その原因は、キャップストーンのトレーディングモデルでは、9月から11月に起きた急激なボラティリティの変化に対する準備をしていなかったからだという。また、ローゼン・キャピタル・パートナーズは、同戦略の「Rosen Offshore Limited」ファンドが、ボラティリティが急上昇した1週間以内に80%あまりのマイナスとなり、壊滅状態になったもようだ。このファンドは10年間の運用実績を持っており、2008年は7月までの年初来リターンが約29%と順調に推移していたところだった。ローゼンのファンドが致命的な損失を負ったのは、キャップストーンと異なり、すばやく柔軟な対応と取ることが出来なかったためだと見られている。


Dow Jones
25 Feb 2009 14:49 GMT =
DJ Volatility Funds Hope To Cash In On Ongoing Market Turmoil

ボラティリティ・アービトラージ戦略ヘッジファンド、一部のファンドは金融危機で打撃に関連する記事

2009年03月の記事一覧です。

年月別ヘッジファンド情報

年収41億円の女性トレーダー

おすすめ:年収41億円、世界有数の女性トレーダー 米経済誌フォーブスは昨年2011年のヘッジファンドマネージャーの報酬ランキング上位40・・・

住まいづくりのベストパートナー

おすすめ:研ぎ澄まされた「日本の邸宅」がここに。 “Klass Design”  理想の住まい、そして快適な暮らしを手にするためには、自分にとっての最適な伴走者(パー・・・

紹介したくなる不動産投資会社

おすすめ:不動産投資で、友人に紹介できる企業とは 自分の友人・知人に誰かを紹介する、ということはある意味で大きなリスクを伴います。紹介し・・・

簡単登録でメルマガ配信。YUCASEE MEDIAメルマガ登録で限定プレゼントへの応募も!

RSS情報 RSS feed


フォローする Twitterでフォローする


他社リリース情報

YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)とは