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米金融当局、詐欺の疑いで米ヘッジファンド運用会社ウェストゲートを告発

米証券取引委員会は25日、数億ドル規模の詐欺を働いた疑いで、ヘッジファンド運用会社とその代表を告発したことを発表した。
米証券取引委員会(SEC)の訴えによると、米ウェストゲート・キャピタル・マネジメント(Westgate Capital Management)とその経営者ジェームズ・ニコルソン(James Nicholson)氏は、傘下のヘッジファンド11本に関して、資産価値や運用利回りに関して偽造した記録を示すなどして投資家や見込み客を騙した疑いが持たれている。複数のメディアが報じるところによると、傘下ヘッジファンドの1本では、2001年9月を除き、1999年10月から2007年12月まで連続でプラスリターンを上げたと説明していた。これは、99ヶ月間の運用期間のうち、98ヶ月間は利益を出していたと主張していたことになる。また、架空の会計事務所を設立した上で、監査済み財務諸表を偽造した疑惑もある。実在の会計士の名前を利用しながら、自らの電話番号と運転免許を使って、偽の事務所を作り上げていたとSECは訴えている。SECは別の民事裁判で、裁判所に対してニコルソン氏と運用会社に対して資産の保全を命じるよう求めている。この運用会社はSECに登録していなかったという。2008年末頃にバーナード・メードフ氏による巨額詐欺疑惑が発覚してから、投資家が一挙に解約を始めたため、それが事件の発覚に繋がったと見られている。被害を受けた投資家は372名に達する可能性があるとされるが、SECの担当者は、「よく言われることだが、嘘ではないかと思うほど良すぎるものは、嘘である可能性が高い」と警告している。

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