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米ヘッジファンド運用会社D.E.ショウ、外部アドミニストレーターの指名を計画

米ヘッジファンド運用会社D.E.ショウは、外部のアドミニストレーター(事務管理会社)と契約する意向であることが判明した。【2日 ダウ・ジョーンズ】
これは英フィナンシャル・タイムズ紙が1日に報じたもの。元ナスダック会長のバーナード・メードフ氏による詐欺が発覚して以降、ヘッジファンド投資家は、外部のアドミニストレーターを利用することを求めている。外部のアドミニストレーターに資産価値評価を依頼するのは、欧州のヘッジファンドでは一般的であるのに比べ、米国では珍しい。D.E.ショウは「オルタナティブ分野への投資家にとって、資産評価は最も重要な問題だった」と述べている。同社は2008年に、英大手銀HSBCに資産価値評価を依頼していた。今回の計画に関しては、「2008年から一歩先に進めて、外部のアドミニストレーターと契約し、保有資産と現金残高の確認を依頼する」と述べている。メードフ氏が逮捕されてから間もなく、スイスのプライベートバンク、ユニオン・バンケール・プリヴェ(UBP)が、米国の大手ヘッジファンドに対し、外部のアドミニストレーターと契約していない運用会社からは資金を引き上げると通告した。UBPはファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHf)を通じてヘッジファンドに投資しているこうした圧力を受けて、米ヘッジファンド運用会社ミレニアム・マネジメント(運用資産額110億ドル)は2009年に入ってから、ロンドンのグローブオプ(GlobeOp)を外部のアドミニストレーターに指名した。UBPが警告を発したヘッジファンド運用会社には、D.E.ショウ、ミレニアム、ESLインベストメンツ、ルネッサンス・テクノロジーズ、シタデル、SACキャピタル、サーベラス、HBKキャピタル、カクストン・アソシエーツなどがある。メードフ氏の詐欺を可能にしたのは、同氏が自ら証券会社を経営しており、資産の保全を自社で行っていたためだが、このような事例はヘッジファンド業界では極めて珍しい。ただ、メードフ氏は資産評価を行う外部のアドミニストレーターを用いていなかった。欧州ではヘッジファンド詐欺が殆ど起こらない主な理由の1つとして、外部のアドミニストレーターを利用していることが挙げられている。


Dow Jones
02 Mar 2009 13:30 GMT
DJ DE Shaw To Arrange Outside Checks On Investments' Existence-FT

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