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2008年は低迷したヘッジファンド、2009年は株価が下落するなかでプラスリターン

2008年は多くのヘッジファンドがマイナスのリターン上げたが、2009年は株価が大幅に下落するなかで多くのファンドがプラスリターンを上げている。【3日 ダウ・ジョーンズ】
2008年のヘッジファンド業界は、年間の平均リターンがマイナス18%となったが、株式市場を上回る運用成績だったことを強調していた。しかし、株式市場の動きとは無関係に利益を出すということが、高い運用報酬を要求する根拠であり、ヘッジ(損失を回避する)ファンドという名称の由来でもあった。ケン・グリフィン氏のヘッジファンド運用会社シタデルでは、旗艦ファンドの2月の運用成績がプラス2.6%となり、年初来では7%あまりのプラスとなっている。2009年は転換社債アービトラージと株式マーケット・ニュートラル戦略が特に順調だという。2008年は年間リターンがマイナス55%となっていた。マーティン・ヒューズ氏が率いるトスカファンド・アセット・マネジメントは、2月までの年初来リターンがプラス7.43%となっている。銀行や住宅建設セクターへの投資でタイミングを誤り、2008年は大きな損失を負った。保有銘柄開示情報からは、大きな変化が見受けられず、トスカファンドにどのような戦略の変更があったのかは不明だ。トスカファンドは、2008年8月時点で34億ドルの運用資産額を保有していたが、2008年の運用成績はマイナス60%となったため、運用資産額は半分未満になっている可能性がある。フィリップ・ファルコン氏のハービンジャー・キャピタルでは、旗艦ファンドが2月13日までの年初来リターンをプラス5%としている。事情を知る人物は、ハービンジャーは換金目的での売却を完了しており、追加投資に踏み切ったと明かした。リッキー・サンドラー氏のエミネンス・キャピタルの旗艦ファンドは、2月20日までの年間リターンが8%あまりのプラスまた、パスポート・キャピタル・マネジメント(運用資産額20億ドル)は、2月が3%あまりのプラスで、年初来では7.3%のプラスとなった。他方、2008年も順調だったマネージャーの多くは、年明け以降も順調な運用成績を残している。ジョン・ポールソン氏率いる運用会社ポールソンは、全ての傘下ファンドがプラスとなった。グレアム・キャピタル・マネジメント(運用資産額49億ドル)では、運用するグローバル・マクロ戦略ファンドの殆どが、年初来リターンをプラス圏にとどめている。


Dow Jones
03 Mar 2009 20:53 GMT =
DJ Some Hedge Funds That Had Rough 2008 Rebounding This Year

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