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08年第4四半期のヘッジファンド業界、資金流出額が過去14年で最大に―リッパー調査

ヘッジファンド業界の2008年第4四半期は、過去14年で最大の資金純流出に見舞われたことが調査で明らかになった。【3日 ダウ・ジョーンズ】
リッパー・タス(Lipper TASS)のヘッジファンド・アセット・フロー・レポート(Hedge Fund Asset Flows report)によると、ヘッジファンド業界は2008年第4四半期に、1994年以来で最大の純流出額を記録した。戦略別に見ても、全ての戦略で純流出が観測された。リッパー・タスの調査によると、第4四半期の資金流出入動向は、1,469.5億ドルの純流出となった。2008年12月末時点での業界全体の運用資産は1.29兆ドルとなり、9月末時点の1.59兆ドルから減少した。最も流出額が多かった戦略は、株式ロング・ショート戦略の425.2億ドル、次いでマネージド・フューチャーズ戦略の239.5億ドル、イベント・ドリブン戦略の222.7億ドルだった。また、2008年通年でのヘッジファンド業界資金動向は1,589.1億ドルの純流出となった。この数字は、1994年第1四半期以降の純流出額(四半期ベース)を全て合算した金額と比較して、4倍を上回る規模となっている。2008年第4四半期はヘッジファンドの運用成績が低迷し、クレディ・スイス/トレモントのヘッジファンド・インデックスはマイナス10.21%となった。同年第3四半期のマイナス10.33%に次ぐ、過去2番目に悪いパフォーマンスとなっている。米国に拠点を置く多くのヘッジファンドは、投資家に対して四半期に1度の資金償還を認めており、投資家が資金を引き出すには2-3ヶ月前に償還請求を行う必要がある。第4四半期に償還が急増した背景には、市場が2008年秋から後退し始め、多くの投資家が資産保全に関心を強めたことが考えられる。金融市場の混乱、巨額詐欺事件、ヘッジファンドへの規制強化により、ヘッジファンドからの資金流出は現在も継続している。そのため、ヘッジファンド側は新たな償還請求への準備を迫られている。


Dow Jones
03 Mar 2009 16:09 GMT =
DJ Hedge Funds Post Largest Net Outflows In 4Q In 14 Years

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