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アクティビスト・ヘッジファンド運用者アイカーン氏、ファンドに2度目の自己資金注入

アクティビスト・ヘッジファンドを運用するカール・アイカーン氏が自らのファンドに2度目の自己資金注入を行っていたことが明らかになった。【4日 ダウ・ジョーンズ】
これは、米ニューヨーク・タイムズ紙が投資家宛の書簡を元に「DealBook blog」上にて4日に報じたもの。アイカーン氏はアイカーン・キャピタルのヘッジファンドに対し、1月1日に改めて2.5億ドルの個人資産を投資した。アイカーン氏のヘッジファンドは、2008年第4四半期に22%のマイナスとなった後、2009年1月には更に33%のマイナスとなっていた。2008年11月には、投資家からの10億ドルあまりの解約請求が突きつけられ、ファンドに自らの資金を2.5億ドル投入している。アイカーン氏は、2月に投資家に宛てた書簡の中で「2008年の結果は期待を下回るものとなった」と述べている。アイカーン氏はファンドの損失を、米通信機器大手モトローラと米インターネット大手ヤフーに対する集中的な投資や、クレジット市場の反発に賭けた投資が失敗したためだと説明している。「クレジット市場への投資では、ロング・ポジションを取るのも、ショートカバーするのも、タイミングが早すぎた」と認めている。アイカーン氏はヤフーやモトローラの経営判断のミスと業績低迷に対する批判で知られているが、両社に対しては依然として強気な見方を崩していない。また、破綻企業への投資に無数のチャンスがあると説明し、現在は我慢が必要だと強調した。ヤフーへの投資に関しては、アイカーン氏は2008年にヤフー取締役会の議席を得ることに成功している。マイクロソフトからの買収提案問題では、交渉を成立させる狙いで、ヤフーのCEO交代を後押しするなどしている。ヤフーとマイクロソフトとの取引に関してアイカーン氏は「こうした取引は実行されるべきであり、大きな株主価値を創造すると信じている」と語っている。モトローラについては、モバイルのブロードバンド事業が予想を上回る業績を続けているのに対して、携帯電話事業ではブラックベリーやiPhoneの後塵を拝していることを指摘した。その他の投資先をみると、製薬会社アミリン(Amylin)や製薬会社バイオジェン(Biogen)は2008年の業績が低迷したものの、アイカーン氏は依然として楽観的な姿勢を見せている。


Dow Jones
04 Mar 2009 19:55 GMT
DJ Icahn Injects $250M Into Hedge Fund After More Losses - NYT

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