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ヘッジファンドの主要投資家、個人の富裕層から年金基金へ―業界団体AIMA調査

かつては富裕層が中核を占めていたヘッジファンドの投資家層が大きく変化しているとの調査結果が業界団体から発表された。【4日 ダウ・ジョーンズ】
世界のオルタナティブ投資運用業界を代表する非営利団体AIMA(オルタナティブ投資運用協会)の調査によれば、ヘッジファンドに投資する機関投資家の中でも、年金基金の存在は際立っている。年金基金の投資額は、業界全体の運用資産の6分の1を占めており、機関投資家による投資額のうち3分の1に達している。AIMAのトム・キホー(Tom Kehoe)氏は「かつては富裕層からの資金がヘッジファンド業界の大部分を占めていた。だが、ここ数年は機関投資家からの投資が著しく増加し、現在では、過半数を占めると見ている」と語った。また、昨年後半から大量の償還請求がヘッジファンドを襲っているが、そのなかでは富裕層が最も大きな割合を占めたという。ここ数年、世界経済が急成長するなかで、ヘッジファンドは莫大な利益を獲得してきた。この間は、年金基金や大学基金などがヘッジファンド投資に関して疑念を抱く必要はなかった。しかし、昨年起きた信用収縮や米国に端を発した景気後退から、ヘッジファンド業界は多大な被害を受け、2008年の平均リターンはマイナス20%と大きく落ち込んだ。株式市場に比べれば小幅な下落率となったが、相場状況に関わらずリターンを追求するというヘッジファンドへの幻想は一掃された。一般の人々から資金を預かっている大学基金や年金などは、ヘッジファンド投資を見直す必要に迫られている。信用収縮、投資家から寄せられた大量の償還請求、巨額詐欺事件などの影響で、ヘッジファンド業界全体の運用資産は、2008年前半のピーク時から半減し、現在では1兆ドル程度に落ち込んでいるという。また今年末までに、業界資産は6,000億ドルまで減少するとの見方も出ている。


Dow Jones
04 Mar 2009 19:29 GMT =
DJ UPDATE: Institutions Now Main Investors In Hedge Funds -Study

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