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米金属投資ヘッジファンド運用会社レッド・カイト、幹部陣とのインタビュー(前編)    

商品市況の悪化で、資金調達難に陥る鉱業会社が増える中、金属投資専門ヘッジファンド運用会社レッド・カイトの幹部が、ダウ・ジョーンズとのインタビューに応じた。【5日 ダウ・ジョーンズ】
米レッド・カイト(Red Kite)は、積極的な活動を展開する工業用金属投資ヘッジファンド運用会社で、現在5本のファンドで推定10億ドルの資産を運用している。今回のインタビューでは、顧客基盤や現在の運用資産額に関して、同社は明言を避けた。レッド・カイトの共同創業者であるマイケル・ファーマー(Michael Farmer)氏とデビッド・リリー(David Lilley)氏は、先物と現物の金属取引における非常に豊富な経験を持つ。両氏は、世界で最も有力な金属商社だった独メタルゲゼルシャフトの傘下に所属していたことがある。レッド・カイトは2005年1月に運用を開始しており、現在、「Red Kite Metals」「Red Kite Compass」「Red Kite Prospect」「Red Kite Explorer」、さらに中国専門の「Hong Feng Zheng」という5本のヘッジファンドを運用している。このうち、2008年6月にローンチした「Red Kite Explorer」は、時価総額10億ドル未満の鉱業会社を対象に、一定量の鉱物を一括購入することを交換条件にして、融資を実行する戦略である。これまでに、カナダ、メキシコ、米国、南アフリカに地域において、1.2億ドルあまりの融資を実施してきた。融資先企業は金、銀、銅、鉛、亜鉛などの採掘会社となっている。同社のシドニー拠点で幹部を務めるマイケル・カーズリー(Michael Carsley)氏は、「鉱業セクターでは、銀行からの融資や新株発行での資金調達などが難しくなっており、同ファンドの投資機会が増えてきている」と明かした。さらに、以前とは異なり、複雑な仕組みを設定することが必要なディストレスト投資の案件が多数存在するという。レッド・カイトは鉱業会社から受け取った鉱物を、取引先や金属市場での取引を通じて売却している。カーズリー氏によると、個々の取引規模は1,000万ドルから2,500万ドルで、大型の取引を行う場合は、小型のファンドや投資家などを組織化するという。カーズリー氏は「豪州とインドネシアでの取引にも注目している。一括購入を条件にした融資と、我々の柔軟性を組み合わせることにより、当社は事業基盤を拡大することができる」と説明している。(後編に続く)


Dow Jones
05 Mar 2009 06:01 GMT =
DJ INTERVIEW: Mining Finance Drought Benefits Red Kite Fund

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