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米ヘッジファンド大手シタデル、新設ファンドで運用報酬を引き下げる意向

米ヘッジファンド大手シタデルは、新しくローンチするファンドにおいて報酬を引き下げる意向であることが明らかにした。【6日 ウォールストリート・ジャーナル】
シタデル(Citadel Investment Group)は現在、複数のファンドをローンチする方向で動いているが、そのうちの1本で為替や金利などに投資するグローバルマクロ戦略ファンド「Citadel Global Macro Fund」においては報酬を引き下げる意向だという。シタデルはこの新ファンにより今後数ヶ月で20億ドル、そして将来的には50億ドルの資金調達を目指すとしている。同ファンドの運用を担当するのはムーア・キャピタル(Moore Capital Management)出身のトレーダー、カヴェ・アラムティ(Kaveh Alamouti)氏。グローバル・マクロ戦略は、2008年にプラス・リターンを上げた数少ない戦略の1つである。マクロ戦略ファンドを立ち上げてリターンを稼ぐことがシタデルの狙いだ。シタデルは、2008年にマクロに特化した投資チームを発足させている。また、昨夏、長年運用している旗艦ファンドの「Kensington」と「Wellington」から一部資金をマクロ戦略ファンドに移し、他のファンドにおける損失を幾分相殺することに成功している。「Kensington」と「Wellington」は、過去においては投資家からの投資資金が殺到していたこともあり、成功報酬20%とは別に、業界水準の3-4倍となる6-9%という管理報酬を設定していた。しかし、2本のファンドは2008年、通算成績が合わせてマイナス54.6%と大きく落ち込んだ。シタデルは「Citadel Global Macro Fund」では業界水準に倣って、リターンに対して成功報酬20%と運用資産に対して2%の管理報酬を一律で課す方針だという。また、取引の決済やバックオフィスの経費などの費用として0.25%の手数料を別途請求するとしている。関係者によると、シタデルは「Citadel Global Macro Fund」のほかに、株式に特化したファンドと転換社債に特化したファンドのローンチに向けて準備を進めている。転換社債では、シタデルは2008年に大きな損失を被った。だが、現時点ではかなり割安になったとみられており、各ヘッジファンドが投資機会をうかがう動きをみせている。シタデルは以前より、ヘッジファンドの運用以外にもマーケット・メーキングや高頻度のトレーディングなどの事業拡大を行ってきた。このこめ、同社の経営陣は、かつて利益の源泉だった「Kensington」と「Wellington」が、その役目を失いつつあることを投資家に伝えていた。「Kensington」と「Wellington」は2009年に入って、2月末までの年初来パフォーマンスがプラス7.7%と、2008年の大幅なマイナスから盛り返している。同社は、昨年12月から資金償還を停止していたが、早ければ第2四半期にも資金償還を認める方向で動いていると説明している。


Dow Jones
06 Mar 2009 02:00 GMT
WSJ(3/6) Lower Fees On Citadel's New Fund

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