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ファンド・オブ・ヘッジファンズ、2008年に運用資産総額が30%減少―業界誌調査

ファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHF)の運用資産総額は、2008年に30%あまり減少したことが調査で明らかになった。【10日 ダウ・ジョーンズ】
ヘッジファンド業界誌「インベストヘッジ(InvestHedge)」が10日に発表した調査によると、FoHF業界全体の運用資産総額は、ピークの2008年6月の1兆ドルから、年末までに約3,000億ドル減少した。6月以降、FoHFの運用成績の悪化や不安定な相場を嫌気した投資家が相次いで資金を引き揚げたことが大きく響いたとインベストヘッジは説明している。インベストヘッジは、運用資産10億ドル以上のFoHF運用会社を対象に調査を実施した。FoHFの運用資産総額は、現時点では7,440億ドル超であることが判明した。インベストヘッジのニキ・ナタラジャン(Niki Natarajan)氏は「FoHF業界は2008年に深刻なダメージを受けたが、存亡の危機に立たされているというほどではない。FoHF業界への参入障壁が高まったことから、業界を代表するような運用会社に機関投資家の資金が集まるだろう」と語った。調査対象となった大手FoHF運用会社137社のうちで、運用資産額が最も高かったのはUBSグローバル・アセット・マネジメント(UBS Global Asset Management)で、340億ドルであった。マン・グループ傘下のRMFは運用資産額が193億ドルとなっている。また、年末に発覚したメードフ氏の巨額詐欺事件は、主としてFoHFを通じて行なわれたため、2008年のFoHF業界の厳しい状況に追い討ちをかけた。一般的にFoHFは、ヘッジファンドに直接投資するよりも安全と考えられており、その分を報酬として受け取っている。しかし、メードフ事件の発覚により、FoHFのデュー・デリジェンスが詐欺の手口を見抜けなかったことが露呈して、FoHFは批判の矢面に立たされている。また、ヘッジファンド調査会社ユーリカヘッジ(Eurekahedge)が10日に発表した調査によると、FoHFは、2009年の1-2月にヘッジファンドを上回るパフォーマンスを残していることが明らかになった。2008年には、FoHFは12ヶ月連続でヘッジファンドのパフォーマンスを下回っていた。ユーリカヘッジのファンド・オブ・ファンズ(FoF)インデックスは2月がマイナス0.22%、年初来ではプラス0.24%を記録した。これに対して、同社のヘッジファンド・インデックスは、2月がマイナス0.54%、年初来ではマイナス0.39%であった。2008年の通算パフォーマンスでは、FoHFがマイナス19.83%であったのに対して、シングル・マネージャーのヘッジファンドはマイナス12.2%であった。


Dow Jones
10 Mar 2009 17:31 GMT
DJ UPDATE:Funds Of Hedge Funds Lose 30% Of Assets In 08-Research

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