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米調査会社ヘネシーのヘッジファンド・インデックス、2月は0.78%のマイナス

米調査会社ヘネシーが発表したヘッジファンド・インデックスは、2月がマイナス0.78%、年初来が0.12%のプラスとなった。
ヘネシー・グループ(Hennessee Group)は9日、「Hennessee Hedge Fund Index」を発表した。共同創業者チャールズ・グラダンテ(Charles Gradante)氏は「2009年は、ヘッジファンドにとって順調な滑り出しとなった」とコメントしている。グラダンテ氏は、「年初の2ヶ月間、株式市場が約20%のマイナスとなるなかで、ヘッジファンドは横ばいで推移している。ヘッジファンドは最善を尽くしている。市場が下落する中で資産を保全し、リスクを管理して鋭敏に銘柄を選択することによって市場を上回るリターンを残した」と説明した。また、ヘネシーの代表であるリー・ヘネシー(Lee Hennessee)氏は「2008年は厳しい結果となったが、現在の順調な運用成績には勇気付けられる」と述べ、「ヘッジファンドを取り巻く環境は改善してきている。市場の変動性は高い状態だが、極端なものではない。セクターと各銘柄の相関性は低下してきている。市場はファンダメンタルズに反応しており、ファンドは空売りによって利益を上げることが出来る状況だ」と指摘した。株式ロング・ショート戦略の「Hennessee Long/Short Equity Index」はマイナス1.09%(年初来マイナス0.25%)となった。ヘッジファンドの運用成績は、相対的には市場を上回ったものの、1月の上げ幅を打ち消して、年初来ではほぼ横ばいとなっている。ヘネシーによると、ヘッジファンドは、市場への参加自体を手控えている状況だったが、市場がファンダメンタルズを反映するようになるにつれて、緩やかにリスク資産への投資活動を増やしつつある。また、今年の運用益は、大部分がショート・ポジションによって得られたもので、とりわけ金融銘柄、一般消費財銘柄、工業銘柄の空売りが成功している。月末にオバマ大統領が予算案を発表し、歳出の削減と医療改革を打ち出したことから、ヘルスケア銘柄を保有していたファンドは損失を負ったもようだ。その他の戦略を見ると、「Arbitrage/Event Driven Index」は0.05%のプラス(年初来プラス2.44%)、「Distressed Index」はマイナス0.02%(同プラス1.82%)、「Merger Arbitrage Index」はプラス0.24%(同プラス0.84%)、「Convertible Arbitrage Index」はプラス0.72%(同プラス5.91%)となっている。グラダンテ氏は「解約に制限をかけた大型ヘッジファンドによる売り圧力が続いている。今後も解約の原資を集めるための売却が続くと予想している」という。しかし同氏は、「現在では、ゲートのかけられたファンドの投資家も、流通市場で投資証券を売却することによって、ファンドの持ち分を換金することが出来る状況だ。これは、ファンド側にとっても、解約に応じるために換金売りをする必要がなくなるという利点がある。こうした流通市場は、流動性の低下した時期でも流動性を供給することが可能だ。ヘネシー・グループとしては、これを強く支持したい」と自身の見解を示した。

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