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米ヘッジファンド大手ポールソン、英鉱業大手から南ア金鉱山会社の株式を購入

米ヘッジファンド大手ポールソンが、英鉱業大手アングロ・アメリカンが保有する南アフリカの金鉱山会社の株式を購入したことが明らかになった。【17日 ダウ・ジョーンズ】
ポールソン(Paulson & Co.)がアングロ・アメリカン(Anglo American)から購入したのは、南アの鉱山会社アングロゴールド・アシャンティ(AngloGold Ashanti)の株式で12.8億ドル相当とみられている。2007年にサブプライム関連証券での空売りで数十億ドルのリターンを上げたことで有名なポールソンは、米金融当局への届出によると、最近になって金への投資配分を高めており、複数の鉱山会社の株式も買い増している。さらに、同社は投資家向けに、金の価格に連動した新しいシェアクラスを導入している。ポールソンは、金への投資配分を高めている理由を明らかにしていないが、最近になって一部ヘッジファンドが金への投資を拡大する動きをみせている。金への投資は一般的に、通貨価値の下落が予想される場合において「安全への逃避」と考えられている。多くのヘッジファンドは、今後、債務不履行に陥る国が現れ、金の価格が上がると予想して、鉱山会社の株式や金地金を購入していると見られている。インフレだけではなくデフレの際も金価格は上昇する可能性がある。ポールソンのスポークスマンは「アングロゴールドは、世界中の金鉱山会社の中でも業績が好調にもかかわらず、株価は非常に割安となっている。今後、アングロゴールドが世界的に事業展開を拡大することを期待している」と語った。アングロ・アメリカンはこれまで長期経営方針に基づいて、筆頭株主であったアングロゴールドの株式を段階的に売却してきた。しかし、今回アングロゴールドの大量の株式が割安で処分された背景には、ドイツ銀行のアドバイザーがポールソンに話を持ちかけたことがあると情報筋は語っている。アングロ・アメリカンがアングロゴールドの株式をいつ売却するのかが不透明であったため、アングロゴールドの株価を押し下げられていた。ポールソンは、アングロ・アメリカンからアングロゴールドの発行済み株式11.3%に当たる3,991万株を1株当たり32ドルで購入して大株主となった。


Dow Jones
17 Mar 2009 19:58 GMT =
DJ 3rd UPDATE: Paulson & Co Buys Anglo American AngloGold Stake

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