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カザフスタン銀行買収問題で伊大手銀とヘッジファンドが論争

伊銀最大手のウニクレディトは、中央アジアのカザフスタン銀行(ATF)を買収することで、両行の間で合意しているが、ATFの大株主である米ヘッジファンドのQVTフィナンシャルは、ウニクレディトの買収金額を不服として訴訟を起こしている。この論争の最中に、シンガポールのヘッジファンドが、QVTの援軍として参入した。
QVTは運用資産110億ドルのヘッジファンドで、ウニクレディトのATF優先株発行による買収について、少数株主の権利を害するものとして批判していた。AFTとウニクレディトは昨年6月、ウニクレディトが22億ドルでATFを買収することで合意している。

アルトラディスは資産40億ドルを運用するシンガポールのヘッジファンドで、ATFの株式については、同社の「Artradis Russian Opportunities Fund」(運用資産1億ドル)が保有する。アルトラディスがQVTの援軍になることによって、ヘッジファンド2社でATF株の30%近くを保有することになるという。アルトラディスは、これまでアクティビスト的な活動を避けてきた。

QVTは、ATFの問題ですでに2件の訴訟を起こしており、ウニクレディトによる公開買い付けを一時停止に追いやった。また、ウニクレディトによるATFの人事についても、阻止する構えを見せている。



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