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米金融大手シティ救済問題、優先株の転換を狙ったヘッジファンドの投資が裏目に

米金融大手シティグループの救済計画に絡み、優先株の転換から利益を得ようとしたヘッジファンドが損失を負っている。【19日 ウォールストリート・ジャーナル】
2月にシティグループが優先株を普通株に転換することを発表すると、ヘッジファンドは同行の優先株を買いに走った。シティグループが提示した転換条件が魅力的なものだったため、優先株をロングすると同時に普通株をショートするという戦略に出た。だが、これが裏目に出た。3月5日以降、シティグループの普通株は3倍もの値上がりをしている。18日には23%上昇し、3.08ドルとなった。普通株の価格が上昇したことで、米政府など優先株の保有者にとっては有利な展開となっている。現在、優先株と普通株の価格差は8.45ドルとなっている(転換比率7.31の場合)。シティが優先株の転換を発表した時点では、優先株と普通株の価格差は2.80ドルで、その数日後には70セントにまで縮小していた。多くのヘッジファンドは、転換計画が変更される可能性が高くなりすぎたと考えて、今回の戦略を手仕舞いしたが、その際にシティグループの普通株に大量の買いが入ったため、株価が上昇し、空売り残高には損失が発生している。シティグループ株の値動きを見れば、ヘッジファンドが集中的に動いた様子が伺える。シティからの発表があった2月27日には、ヘッジファンドが同行の株をショートしたため、同株として過去最大の取引高を記録している。ある関係者は、昨今は利益の出る戦略を見つけることが難しいので、ヘッジファンドがこのアイデアに飛びついたのも無理は無いと話している。


Dow Jones
19 Mar 2009 01:30 GMT
WSJ(3/19) Citi's Rally Undermines Hedge Funds' Trading Tack

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