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米名門ベンチャー・キャピタルのセコイア、幹部退社でヘッジファンド立ち上げ頓挫か

米名門ベンチャー・キャピタルのセコイア・キャピタルでヘッジファンド事業の立ち上げに携わっていた幹部2名が、最近になって相次いで同社を退社したことが判明した。
フォーブスを始めとする複数のメディアが報じたところによると、2008年にヘッジファンド事業を立ち上げるためにセコイア・キャピタル(Sequoia Capital)に入社したマイケル・ベックウィズ(Michael Beckwith)とエリック・ウピン(Eric Upin)の両氏は、最近になって相次いで同社を退社した。シリコン・バレーを拠点とし、アップルやグーグル、ユーチューブなどへの投資で有名なセコイアは、上場企業への投資に特化したヘッジファンドを立ち上げる方向で計画を進めていたが、担当者2名の退社によって、計画は少なくとも一時延期を余儀なくされるとみられている。スタンフォード大学基金で幹部を務めていたウピン氏はセコイアを退社後、同じくスタンフォード大学基金出身のマイケル・マッキャフェリー(Michael McCaffery)氏が3年前に設立した投資会社マケナ・キャピタル・マネジメント(Makena Capital Management)に入社した。ベンチャー・キャピタル・ファンドは、このところ、「キャピタル・コール」による資金の確保に苦労している。「キャピタル・コール」とは、予め決められた投資契約期間内において、契約で取り交わした投資金額枠に基づいて、投資家に対して資金の払い込みを要求することを指す。しかし、金融危機の影響で一部の投資家は、保有資産の価値が目減りしたため、ベンチャー・キャピタル・ファンドに対して、予定していた資金を提供できない状況に陥っている。セコイアのヘッジファンド事業も同様の事態に陥った可能性があるとフォーブスは推測している。同じくベンチャー・キャピタル・ファンドのクライナー・パーキンズ(Kleiner Perkins)も、最近になって資金調達において同様の問題に直面している。セコイアが、ローンチ予定のヘッジファンドで既に資金を調達していたのか、あるいは、ヘッジファンドを立ち上げる計画が中止になったのか、それとも一時的に棚上げになっただけなのかは明らかになっていない。

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