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ヘッジファンドなど投資会社、米財務省のTALF運用拡大措置を歓迎

FRBが創設したTALFの運用拡大措置が米財務省によって発表されたことで、今後、同制度を利用する投資家が増加する見通しだ。【22日 ダウ・ジョーンズ】
TALF(Term Asset-Backed Securities Loan Facility)は、クレジットカード・ローンや自動車ローン、学生ローンの消費者ローンを参照債権(担保)として発行されたトリプルA格のABS(資産担保証券)の購入資金を投資家にノンリコース(非遡及型融資)で融資するもので、先週の17日に1回目の融資の受け付けを開始したばかりだ。今回のTALF拡大措置では、従来のTALFの適用対象となるトリプルA格のABSは、2009年1月1日以降に組成された新規の証券だった。だが、今回の変更によって、2009年以前のABSも適用対象に含まれることになった。この発表を受けて、資産運用規模が1.3兆ドルを超す米資産運用会社ブラックロック(BlackRock)は、TALFに参加する意向を明らかにしている。また、プライベートエクイティ(PE)ファンドのアセント・キャピタル(Accent Capital)のマンスール・ゴーリ(Mansoor Ghori)社長も「TALFの訴求力が増した。政府は正しい方向に向かって大きな前進を見せた」と最大級の賛辞を寄せている。市場参加者は、今回の改正TALFは、2年近く銀行のバランスシートに塩漬けされていたABS証券の売買を再活性化するのに役立つだけでなく、その結果、消費者信用の拡大につながると見ている。FRB(米連邦準備制度理事会)は、傘下のニューヨーク連銀が19日に発表した1回目のTALFの受付状況によると、申し込みは合計で47億ドルに達した。しかし、今後はこの利用規模は最終的には1兆ドルに達すると見られている。政府は昨年11月に初めてTALFの創設を発表、それ以来、改良を加えてきており、先週18日に、FRBはTALF適用対象を拡大。新たに、住宅所有者が住宅ローンの返済遅延が起きたときに返済を継続できるよう住宅ローン会社が提供するアドバンスローンや、営業用資産に対するローンとリース、自動車リース、自動車業界向け以外のフロアプラン・ローンを参照資産に証券化したトリプルA格のABSを追加している。一方、財務省も今回の拡大措置で、従来のRMBS(住宅ローン担保証券)だけではなく、トリプルA格のCMBS(商業用不動産モーゲージ担保証券)もTALFの適用対象資産に加えている。


Dow Jones
23 Mar 2009 21:17 GMT =
DJ US Expansion Of TALF Program Likely To Draw More Investors

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