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米ブラックロックのマクロ戦略ヘッジファンド、株式ショートと債券ロングを展開

米投資会社ブラックロックのマクロ戦略ヘッジファンドは、株式ショート戦略と債券ロング戦略を併用していることが明らかになった。【24日 ダウ・ジョーンズ】
ブラックロックの「Asset Allocation Alpha Fund」は、2008年にマクロ戦略ヘッジファンドとして世界2位のパフォーマンスを見せた。同ファンドは、今月の株価反発にもかかわらず、株式ショート戦略を採る一方で、世界大恐慌以来のクレジット市場危機から国債市場が回復に向かうことに賭けた債券ロング戦略を取っている、とブルームバーグが23日付で報じている。「Asset Allocation Alpha Fund」の運用資産額は2.16億豪ドル(1.52億米ドル)。2008年のリターンはプラス41%と、ヘッジファンドの世界平均であるマイナス19%を大幅に上回った。同ファンドは、豪調査会社オーストラリアン・ファンド・モニターズ(Australian Fund Monitors)が調査している豪州系ヘッジファンド(214本)の中でも最高成績を上げており、今年もプラス1.7%で推移している。同ファンドは、「UBS Australia Bank Bill Index」のリターンを12%ポイント上回ることを目標に運用されている。同ファンドのマネージャーであるデイビッド・ハドソン(David Hudson)氏によると、米国と豪州の株式に対しては、株価下落に賭けてショート戦略、一方、国債相場は上昇するとみて、米国とドイツ、豪州、カナダ、英国の国債に対してはロング戦略を取っているという。また、ハドソン氏は、「今年下期は景気回復が振るわず失望する結果となり、今後数ヶ月は株価が安値を試す展開となり、場合によっては最安値の更新するリスクがある」と指摘する。ハドソン氏は為替への投資を検討している。具体的には、量的緩和政策や長期金利を低めに誘導することを目指して国債の買い取りを実施している国の通貨、例えば、米ドルや円、英ポンド、スイスフランなどに対してはショート戦略を狙うとのこと。また、豪州ドルに対してはロングを取り、量的緩和への転換が予想されるカナダドルについてはショートするとしている。


Dow Jones
24 Mar 2009 13:59 GMT
DJ Top BlackRock Fund Short Equities, Long Bonds - Bloomberg

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