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英金融当局、ファンド上場の規制緩和―海外上場のヘッジファンドがロンドン回帰

英国の大手ヘッジファンド運用会社マーシャル・ワースは、同社が運用するクローズドエンド型ファンド「MW TOPS Limited」を、6月にもロンドンで上場する。MW TOPSは2006年10月にアムステルダムで上場しているが、英金融当局の規制緩和で上場が可能になったため、ロンドンへの「Uターン上場」を目指す。
英金融当局は、投資信託の上場規制で、欧州の取引所に対する遅れを取っていたことから、規制を大幅に緩和して、ファンドを再び呼び戻す方針。英国では、単一戦略で運用される投資信託型ヘッジファンドは上場できなかったが、今後は上場が可能になる。

今回の変更では、ファンド・マネージャーに運用経験を求める規制や、ファンドの大量保有に関する四半期ごとの情報開示も不要となったほか、他ファンドに対する投資規制や、ファンドの役員に対する規制なども緩和された。上場制度の見直しにより、上場ファンドのプライマリー・マーケットとして、規制の緩い欧州の取引所からロンドンに回帰する動きが高まる可能性がある。

上場の規制緩和は3月6日より施行される予定で、MW TOPSはおそらくその恩恵を受ける最初のファンドになる。マーシャル・ワースの関係者は「今回の規制緩和はファンドにとって大きなメリットとなる。ロンドンは市場に厚みがあって流動性も高い。またFTSEなどのインデックスに加わるチャンスも生まれる」と述べている。

MW TOPSは、マーシャル・ワース独自のコンピュータ・システム「TOPS」による運用で、主に東欧を含む欧州株のトレーディングにより絶対的リターンを目指すヘッジファンド。2008年1月末時点の運用資産残高は13.8億ユーロとなっている。同ファンドは、ロンドンに上場した後もアムステルダムでの上場を維持する。



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