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先週末にかけて米ヘッジファンドの閉鎖、損失報道相次ぐ

先週末の21日から22日にかけて、米国でヘッジファンドの閉鎖や損失などが相次いで報じられている。また、今月15日に傘下ヘッジファンドで解約停止を発表したシティグループが、それとは別のヘッジファンドに対して5億ドルの信用枠を設定し、そのファンドの資産と債務をシティのバランスシートに計上することが明らかになった。
21日にヘッジファンドの閉鎖が明らかになったのは、ダニエル・ズワーン氏が2001年に設立した運用会社D・B・ズワーンで、同社最大規模の「スペシャル・オポチュニティーズ・ファンド」を清算する。また、顧客からの解約は20億ドルに達していると21日付のブルームバーグが報じている。報道によると、2006年の会計監査に遅れが出て、投資家からの解約が相次いだためとしている。

22日には、米大手ヘッジファンドのAQRキャピタルで、同社最大のファンドが年初来から今月15日までに、15%近い損失を計上したと報じられている。AQRのファンド「アブソルート・リターン」の運用資産は1月時点で29億ドル、2007年の第4四半期には40億ドルの資産があった。また同社の別の小規模なファンドでも16%近い損失が生じているという。

「アブソルート・リターン」は、数量分析に基づきコンピュータモデルを利用する「クオンツ・ファンド」。同種のファンドの中には、昨年大幅な損失を計上したケースが見られ、損失と投資家からの資金引き上げで、ファンドの運営が困難になっている運用会社もあるという。



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