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ヘッジファンドの複数プライムブローカー利用は予想不能なリスク―米GAOレポート

大手ヘッジファンドは、複数のプライムブローカーを通じて運用を行っているが、複数のブローカーに業務を分割すると、ファンドの持つリスクが正確に把握されない危険があると、米国会計検査院(GAO)が25日に発表したレポートで警告を発している。
プライムブローカーは、証券仲介、融資、富裕層の顧客紹介など、ヘッジファンドに関わるあらゆる業務をパッケージとして提供している。プライムブローカーを引き受けるのは大手投資銀行が中心で、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなどが、業界の最もメジャーな存在となっている。また世界最大クラスの資産を持つほとんどのヘッジファンドが、プライムブローカーを複数利用している。

GAOのレポートを報じた25日付のフィナンシャルタイムズによると、ヘッジファンドが複数のプライムブローカーを使い分けている場合、ファンドが実際にどの程度のレバレッジをかけているのか、プライムブローカーは正確に把握できないとしている。

ヘッジファンドは、ポジションに関する情報共有を拒否することが多いため、ヘッジファンド全体の情報を把握することが困難といえる。また、金融技術や投資戦略の複雑さから、ヘッジファンドから与えられた情報を分析するだけの能力に満たないプライムブローカーもいるという。



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