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ヘッジファンドが住宅ローン債権市場に参入

住宅ローン債権の証券化商品は、サブプライムローンの返済が滞り、引いてはその商品を買った投資家に多大な損失を与えることになったが、今度は返済の滞ったローン債権自体にヘッジファンドなどの関心が寄せられている。
大手運用会社のブラックロックやオク・ジフなどのヘッジファンド運用会社などが、住宅ローン債権に注目している。借り手からの返済が滞っている抵当付きの住宅ローン債権を買い取り、支払い条件を見直して支払いを求めるか、抵当の住宅を売却して利益を得るのが狙い。証券化ビジネスの低迷により、ディストレスト戦略の一環として、住宅ローン債権へのエクスポジャーを増やす動きが見られるという。

ブラックロックCEOのラリー・フィンク氏は、今年の早い段階で破綻した住宅ローン債権への投資を行うために、10億ドルの資金を調達すると発表した。またフォートレス・インベストメントは、昨年の終わりごろ、同社ヘッジファンドが住宅ローン債権のポートフォリオを購入したことを明かにしている。最近では、ヘッジファンド大手のオク・ジフもこの動きに追随している。

住宅ローン債権市場への参入には、ローンの作成・評価・管理を行うためのインフラが必要で、それが参入障壁の1つとなっているが、フォートレスやオク・ジフは、すでにそれらのローン専門会社を買収している。ブラックロックも、ローン専門会社の買収を計画しており、今後は資産運用会社とローン専門会社の提携が広がることが予想される。

一方、ローン債権に投資するあるヘッジファンド・ヘッジファンドは、ダウ・ジョーンズ・ニューワイヤーの取材に対して、「住宅ローン債権はチャンスに恵まれた市場だが、リスクも高く慎重を要する。今後、政府当局が住宅差し押さえに関する法律を改正する可能性も否定できない」とコメントしている。

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