トップ >  欧州でヘッジファンドのローンチ減速―相場環境の悪化が影響

欧州でヘッジファンドのローンチ減速―相場環境の悪化が影響

昨年、欧州ではヘッジファンドのローンチが数年ぶりに減少に転じ、新ファンドの本数、新ファンドが集める資金量ともに2006年の水準を下回ったことが、調査会社の調べで明らかになった。
調査を行ったのは、ロンドンの調査会社ヘッジファンド・インテリジェンスの欧州部門ユーロヘッジ。ユーロヘッジが公表した年次レポートによると、昨年は370本のヘッジファンドがローンチし、合わせて330億ドルの資金を投資家から集めた。

一方、2006年にローンチしたヘッジファンドは420本、集めた資金は370億ドルだった。2007年は本数で12%、資金量では11%近いマイナスとなっている。本数と資金両方で減少に転じたのは、ユーロヘッジが2000年に調査を開始して以来初めてとなった。

ヘッジファンドの資金調達にかげりが見えたのは2007年の後半以降で、前半の半年間では、ファンドの本数も集める資産量も2006年よりも多かった。2007年の前半には、190本に新ファンドがローンチし、155億ドルの資金を集めたが、ペースとしては2006年前半を上回っていた。ユーロヘッジのエディター、ニック・エヴァンス氏は「2007年後半の不安定な市況が、ファンドのローンチを押さえ込む形となった」と述べている。

その一方で、エーマージング市場とコモディティに関するファンドが、資金量で前年を大きく上回った。特に、エマージング市場を対象としたファンドは、2006年、2007年とも40本だったが、集めた資金は51億ドルで、2006年の25億ドルから2倍以上になったとしている。



欧州でヘッジファンドのローンチ減速―相場環境の悪化が影響に関連する記事

2008年02月の記事一覧です。

年月別ヘッジファンド情報

ヘッジファンドに投資するならヘッジファンドダイレクト株式会社

HF報酬ランキング テッパー氏が2年連続3度目

デビッド・テッパー

ヘッジファンドマネージャーの2013年の報酬ランキングが発表され、1位はアパルーサ・マネジメントのデビッド・テッパー氏となった。報酬額・・・

ノーベル財団の資産運用は株からヘッジファンドへ

大村智

ノーベル賞賞金の出所であるノーベル財団の資産運用が2013年に引き続き2014年も15.8%と好調である。ヘッジファンド比率を大幅に増…

HSBC脱税ほう助は、ただの香港経由スイス移し?

英の富裕層向け金融大手HSBC

英金融大手HSBCが富裕層顧客の巨額の脱税をほう助していた情報がICIJの調査によって明らかにされた。スイス部門が200か国以上…

高岡壮一郎(ヘッジファンドダイレクト代表)著「富裕層のNo.1投資戦略」|総合法令出版

RSS情報 RSS feed


フォローする Twitterでフォローする