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米大手ヘッジファンドのオク・ジフ、11月のIPOで9億ドルの損失

米大手ヘッジファンド運用会社のオクジフ・キャピタルは、2007年11月のNYSE上場が9億1,500万ドルの損失になったと、決算公告で明らかにした。一方、運用益や運用資産は2006年を上回った。
IPOで発生した費用は、事業再編を実施した費用も加えて33億ドルに達した。また、第3四半期には、上場前からの株主に対する現金の支払いとして、7億5000万ドルの費用が計上されている。一方、ファンド運用による収益は改善し、2006年の10億ドルから2007には15億ドルに上昇した。

オク・ジフは事業規模の拡大を進めている。従業員数は、2006年末の267人から現在は400人近くに増えており、今年も人員の増強を図る構えだ。また、運用額は昨年から46%増加し、334億ドルとなった。同社のファンドに投資するのは、大半がファンド・オブ・ヘッジファンズで、各種基金団体があとに続く。同社の旗艦ファンド「マスター・ファンド」は、昨年1年間で預かり資産が28%増加し、200億ドル近くになった。

ファンドのパフォーマンスも好調で、マスター・ファンドは昨年11.5%のプラスリターンとなった。同期のS&P500は5.5%のプラスだった。オク・ジフのCEO、ダニエル・オク氏は、昨年のリターンについて「我々は、レバレッジを最小限に抑えて、サブプライム関連の投資を避けたことで、リターンを確保した」とコメントしている。

オク・ジフは、IPOで得た資金から16億ドルを、ドバイの政府系ファンド、ドバイ・インターナショナル・キャピタルに再投資している。また、ドバイ・インターナショナルは昨年10月、オク・ジフの株式を9.9%取得している。その他、オクジフは、新興国市場へのプレゼンスを高めるため、ジョイント・ベンチャーを利用して、インドの不動産やアフリカ企業への投資も進めている。



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