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原油高騰で石油掘削投資のヘッジファンドが高リターン

原油価格が100ドルの大台で推移しているが、英国のヘッジファンド運用会社CQSマネジメントは、ちょうど1年前にローンチした石油の掘削に投資するファンドで、昨年12%近いプラス・リターンをあげたとフィナンシャル・ニュースが報じている。
CQSは、一般的に5億ドル程度の費用がかかるという石油の掘削装置(リグ)に投資するファンドで、昨年12%のリターンをあげた。同ファンドは、2006年にチャネル諸島証券取引所に上場したが、ロンドン証券取引所の新興市場AIMにも上場している。ファンドの運用資産は1億ポンド。

同ファンドは、一般的に5億ドル程度の費用がかかるという石油の掘削装置に投資を行う。石油の掘削が完了するには、ふつう5年程度の期間がかかる。しかし、原油が1バレル20ドル以下に下がれば、即座に操業停止に追い込まれるリスクがある。1980年代の半ばに実際に20ドル以下になってから20年間、石油探査会社は設備の新規投資を控えて、既存の設備をフル稼働し、メキシコ湾や北海で探索を進めてきた。

しかし、CQSのファンド・マネージャー、マーク・コンウェイ氏によると、現在では石油探査会社は、少なくともあと10年は、原油が40ドルよりも下落することはないと予想している。CQSのリグ投資ファンドは、石油プラントや関連施設の資金調達向けに発行された債券へ投資するために設立されたが、石油掘削関連としては、AIMに上場する唯一のファンドとなっている。

債券における債務の履行は、プラント完成の1〜2年年前から、通常は3年〜7年ほど継続する。債券の利息は、リグのリース料から支払われる。リグのリース料は、例えばブラジルの沖合いの採掘現場だと一日60万ドル、リグのメンテナンス費用は1日20万ドルかかるという。

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