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米ヘッジファンドのアティカス、英大手銀行バークレイズ株を売却

ニューヨークを拠点とするヘッジファンドのアティカス・キャピタルは、今年6月に英バークレイズの株式を取得し、アクティビスト活動を進めていたが、現在は同社株式の売却を始めていると、20日付のタイムズ(オンライン版)が報じている。
アティカスは、バークレイズが進めていた蘭大手銀行ABNアムロの買収計画を撤回するよう求めていた。バークレイズはこれを拒否していたが、結果的にはABNアムロの買収は英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)率いる企業連合との競争に敗れて、買収計画は失敗に終わった。

アティカスは、バークレイズが買収計画を撤回すれば株価は上昇するとの見方を持っていたが、バークレイズがこれを拒否し買収計画を進め続けた。一方、その間に株価は下落を続け、6月には720〜750ポンド付近にあった株価は、8月には600ポンド、11月には475ポンドまで下落した。昨日(19日)の終値は499ポンドだった。

買収計画が頓挫するまでの間も、アティカスはバークレイズ株を保有していたが、その損益はわずかだったという。バークレイズに対するアクティビスト活動と平行して、銀行株や証券セクターのETFを空売りするなどして損失をヘッジしたと、アティカスのファンド・マネージャーは述べている。

アティカスは、バークレイズ株の売却をすでに始めており、現在は銅の工業株とアメリカの貨物列車会社に対して大きなエクスポジャーを持っているという。



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