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米ヘッジファンドのハイランド、レバレッジドローン債権の下落で損失拡大

米テキサス州のハイランド・キャピタルは、債券分野で世界最大のヘッジファンドの1つとして知られており、運用資産400億ドルに及ぶ。ただし、昨今の債券市場の混乱で、保有資産の評価損が拡大しており、現在は投資家からの資金引き上げを引き止めるための説得に当たっていると、6日付けのフィナンシャル・タイムズが報じている。
ハイランドは、未公開企業が買収で用いるレバレッジド・ローンへの投資で一躍著名な存在となったが、他の投資家と同様に、ローン債権の価格下落によって大きな痛手を負っている。ディストレスト債などに投資していたハイランドの主要なファンド群は、1月に11.5%から14%の損失となった。2006年から07年にかけて、同ファンド群は30%から40%のリターンをあげていた。

現在、ファンドのスタッフは、投資家からの資金引き上げを思い止まるように説得を続けているという。ハイランドのジャック・ヤング氏は「ファンドのリスクを下げて借り入れを減らし、信用枠を維持するように働きかけている」と述べている。

また、ヤング氏は「今のところ、解約件数は深刻ではなく、新規の資金流入もある」とコメントしている。関係者によると、同社の保有するローン債権のうち250億ドルは解約の圧力にさらされないクローズドエンド型ファンドにあるとして、同社の資産規模は依然として一定の価値を持っていると述べている。

レバレッジド・ローンの市場では、ハイランドの存在は圧倒的に大きいことから、市場関係者は、同社の推移に注目している。

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