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元LTCM設立者のヘッジファンド、今年に入り9%のマイナス

1998年に破綻したLTCMの共同設立者が新たに立ち上げた運用会社、JWMパートナーズの運用するヘッジファンドで損失が拡大しているとロイターが報じている。商業用不動産担保ローン証券(CMBS)の価格下落で、同社は1999年の設立以来、最悪の年を迎えていることが、投資家宛ての書簡から明らかになった。
ジョン・メリウェザー氏は、元ソロモン・ブラザーズの花形債券トレーダーだったが、1994年にLTCMを設立。LTCMは設立以来高いパフォーマンスを記録したものの、1998年8月のロシア金融危機が直撃し破綻した。

ロイターによると、JWMパートナーズのヘッジファンド「レラティブ・バリュー(RV)オポチュニティーズ」は、年初から2月28日までに9.19%のマイナスとなった。同ファンドは今年1月も4.14%のマイナスだった。商業用不動産ローンや住宅担保ローンを組み込んだ証券(CMBS、Commercial Mortgage-Backed Securities)で価格が下落したことが、運用成績に大きく響いたもよう。

CMBSは、商業ビルやホテル、ショッピングモールなどの物件を組み入れた証券化商品だが、商業要不動産の返済滞納が増えたことで、投資家が市場から7,500億ドルを引き上げ、今年に入り低迷している。リーマン・ブラザーズによれば、CMBSは2月に3.74%の損失となり、過去最悪の月となったという。

「RVオポチュニティーズ」は、JWMパートナーズが運用する6本のファンドのうちの1本で、運用資産は12億ドル。メリウェザー氏は1月の段階では書簡で「最近の運用成績には失望しているが、現状のチャンスに対して楽観的だ」と述べていた。

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