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ファンド・マネージャーら「米国のCDO市場は二度と復活しない」との見通し示す

金融危機の中核にある米国のストラクチャード・クレジット市場は、この数ヶ月間で崩壊し、この手の債権ツールは二度と復活することはない―業界のトップ・ファンド・マネージャーたちは、こうした悲観的な見通しを抱いていると、フィナンシャル・ニュースが報じている。
先週11日、ニューヨークでクレジット市場の業界関係者によるカンファレンス(Information Management Network conference)が開かれた。報道によると、その席上で、クレジット市場専門のファンドを運用するアラディン・キャピタルのアナトリー・バーマン氏は、サブプライム住宅ローン問題が、CDO(債務担保証券、多様な債権をまとめた証券化商品)の「息の根を止めた」と発言している。

バーマン氏はまた「CDO市場はいずれ行き詰まりとなるだろう。個人的には、この種の投資ビークルの組成は今後認められるべきではない」と述べている。格付機関のフィッチ・レーティングスのストラクチャード・クレジット部門の調査によると、アラディン・キャピタルは、昨年9月末時点で約170億ドルのCDOを運用していた。

CDOは住宅ローンなどの担保をまとめた証券化商品がメインだが、滞納者の急増によるサブプライム住宅ローン問題の発生で、CDOの取引市場は大きな打撃を受けた。滞納件数は今年から来年にかけて、さらに増えるとの見通しがあり、住宅ローンの債権を組み込んだCDOはもう復活することはないと見る投資家も少なくない。

投資家に証券化商品やREITなどの投資アドバイスを行う、米アデルソン&ジェイコブス・コンサルティングのコンサルタント、マーク・アデルソン氏も、バーマン氏と同じ意見を持っているという。

アデルソン氏は、コンファレンスの席上で「CDOなどのストラクチャード・ファイナンス市場は、少なくとも私がこれまで見てきた姿に戻らないのは確実だ」とコメントしている。また、同氏は「数学的ツールを数多く用いて巧妙に取り繕い、常識的なリスク分散を見失ったのが失敗の原因だ」と指摘している。

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