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グローバル・マクロ戦略10年ぶりの復権

フィナンシャル・ニュースによれば、世界市場全体でボラティリティが高まりグローバル・マクロ戦略を用いたヘッジファンドが好調な結果を残している。
過去10年間、グローバル・マクロ戦略は市場のボラティリティ低下による減益で人気を失っていた。しかし、資本市場における不安の高まりで、ボラティリティが再び高まり、マクロ・マネージャーは再び好成績を収めている。調査会社ヘッジファンド・リサーチ社が発表した2月のHFRIマクロ・システマティック・ダイバーシファイド・インデックスは6.86%、年初来では9.94%のプラス(3月17日現在)。HFRIマクロ・インデックスは5.04%、年初来6.20%のプラス(3月17日現在)の結果だった。シタデル・インベストメント・グループが先週ムーア・キャピタル・マネジメントからマクロ戦略スペシャリストのカヴェ・アラムティ氏を引き抜いたことは、厳しい投資環境においてグローバル・マクロ戦略への信任票が追加されたことを示している。ファンド・オブ・ヘッジファンズ運用会社GAMのデビッド・スミス最高投資責任者は「我々のグローバル・マクロファンドへの投資額は今年6-7%増加した。マクロ戦略は、市場混乱と金融や財政政策の失敗に起因して利益をあげるため、今年は1990年代前半と同様に大きな利益をあげるだろう」と述べた。ロンドンのドイツ銀行ヘッジファンド・キャピタル・グループにおいてグローバル共同責任者を務めるシーン・キャプスティック氏は、今年最初の2ヶ月でおきたグローバル・マクロの力強いパフォーマンスの復活を「興味深い小さなブーム」と評した。グローバル・マクロ戦略を用いているヘッジファンドは、今年に入り好調なパフォーマンスを残しているようだが、ボラティリティの高い市場環境では、ファンド間のリターンに大きな格差が生じることもある。投資家によれば、ルイス・ベーコン氏が運用するムーア・グローバル債券ファンドは、年初来(2月21日現在)プラス6.2%だったが、ムーア・グローバル・インベスターファンドは同時期にプラス3.5%。また、ブレヴァン・ハワードのアラン・ハワード氏が運用するファンドは、年初来(2月15日現在)プラス13%、ティモシー・ラドロー氏が運用するピーク・パートナーズ・オフショアファンドは、年初来(2月22日現在)15.1%のプラスだった。

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