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ゴールドマンSの資産運用部門、ファンド運用や手数料増で収益拡大

ゴールドマン・サックスの四半期決算は53%マイナスの大幅減益となったが、同社の資産運用部門は23%プラスの記録的な増収になったとロイターが報じている。その一方で、同部門の損失の大きいファンドでは、投資家からの資金引き出しが続いたという。
ゴールドマン・サックスの資産運用部門は、12−2月期の収益が23%プラスの13億2000万ドルとなった。同部門は、ファンド運用などで実績をあげ、管理報酬やその他の手数料が増収に結びついた。資産運用部門の増益により、ゴールドマン・サックスはアナリストの予想収益を上回る結果となった。

ゴールドマンが運用する総資産は、前期比50億ドル増の8730億ドルと過去最高となったが、価格下落による資産の目減り分240億ドルを、新規資金の流入分290億ドルで相殺した形となった。

一方、同社の資産増について懸念する見方もある。新規に流入した資金のほとんどは、MMFへの流入分で、MMFの資産額は2520億ドルにも達したが、株式ファンドや債券ファンドに比べ、MMFは利幅が小さく顧客ロイヤルティも低い。MMFのような預金に近い金融商品を除くと、同社の顧客は株式ファンドやオルタナティブ投資ファンドから170億ドル近くを引き出しており、これは昨年11月時点の運用資産残高の2%に相当するという。

ゴールドマンが運用するヘッジファンドの「Global Alpha」「Global Equity Opportunity」は、昨年は大幅損失を計上し、リストラや運用の見直しが進められているが、同社によると「これらファンドが全体の運用資産に占める割合は、2%程度とわずかである」とコメントしている。

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