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英エンデバー・キャピタル、日本国債取引のヘッジファンドで28%損失

英ヘッジファンドのエンデバー・キャピタルが、運用資産の28%を失ったことが明らかになった。同ファンドは、18倍程度のレバレッジをかけて「ボックストレード」と呼ばれる手法により、日本国債を取引していた。
エンデバーは、8年前にソロモン・スミス・バーニーの元トレーダーが設立したヘッジファンド運用会社。同社CEOのポール・マシューズ氏は19日、メディアの取材に対し、運用資産28.8億ドルの「Endeavour Fund」が保有するすべての日本国債を、今週すべて売却したと述べている。

エンデバーは、レラティブ・バリュー戦略による運用を行っていた。レラティブ・バリューは、債券や為替の価格の歪みから収益を得る戦略。エンデバーの損失が拡大した原因は、7年物と20年物の日本国債で利回り格差が1.44ポイントと直近9年間で最大になったためという。

ブルームバーグによると、同社の勧誘資料には「資産1ドル当たり最大で20ドルの借り入れをする可能性がある」と説明する一方で、「マネージャーがリスクを限定するため、20%以上の損失を出すポジションはない」と書かれていた。

マシューズ氏によると、ファンドにはまだ投資家からの解約請求は来ておらず、6月末の解約時期までに、60日間の猶予があるという。「Endeavour Fund」は、昨年11%のプラス・リターンを確保していた。ヘッジファンド・リサーチ社の戦略別インデックスでは、レラティブ・バリュー戦略ファンドの2007年の平均リターンは、プラス8.85%だった。

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