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ベアーSの破綻から利益をあげたヘッジファンド

ベアー・スターンズ(ベアーS)の破綻は、多くの投資家に深刻な打撃を与えたが、一部のヘッジファンドは、ベアーSの株価下落に投資をしていたことから、多額の利益を得た。
ハービンガー・キャピタル・パートナーズ、グリーンライト・キャピタル、トレンブラント・キャピタル、ポールソン&Coなどの大型ヘッジファンドは、ベアーSの株価急落やサブプライム関連で悪影響を受けた金融商品のショートポジションを保有していたことから数百万ドルの利益を獲得した。運用資産額190億ドルを誇るハービンガー・キャピタルは、2007年夏から今月17日までベアーSのショートポジションを保有していた。ポールソンの投資先は、ベアーSに集中したものではなかったが、サブプライム関連証券のショートポジションからリターンをあげた。グリーンライト・キャピタルのデビッド・アインホルン氏は、リーマン・ブラザーズ等のブローカーに懸念があるとして今回の下落を公言。結果として、ベアーSとリーマンの問題から多くのリターンを獲得した。他にトレンブラント・キャピタルなどは、金融市場の悪化懸念が高まるなかで万が一の事態に備え、ベアーSや金融機関の株式プット・オプションを購入していた。ショートポジションを保有している投資家の動きを追うアナリストの一部は「ここ数ヶ月間のショートポジションの急増は、ベアーSや他のブローカーが経営危機に直面しているという情報を私的に入手し、関連銘柄を空売りした投資家が原因」と指摘している。米証券取引委員会(SEC)は、ベアーS株価暴落前にオプション取引が急増した件を調査している。

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