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ヘッジファンド、コモディティのポジション解消

プライム・ブローカーによる融資引き締めや、利益確定売りなどからヘッジファンドがコモディティのポジションを解消している。ヘッジファンドによるポジション解消が原因となり、先週よりコモディティ価格は全体的に下落している。
今回の下落は、コモディティ価格が記録的な高値を更新してきた背景に、ヘッジファンドなどの投機筋による価格押し上げがあったことを示唆している。ドレスナー銀行のデビッド・ホームズ氏は「ヘッジファンは、コモディティ価格の上昇を見込み投資をしていたが、現在はポジションを減少させており、利益確定売りをしているだろう」と述べている。米連邦準備制度理事会(FRB)の担当者は、最近のコモディティ価格を正当化する需給の変化は無いと考えている。「中国やインドなどの需要は強く、価格上昇の要因にはなっているが、ヘッジファンドの取引材料とはならない。世界の経済成長見通しは年明け以降悪化している」と指摘した。国際通貨基金(IMF)もFRBと同じ観点で、20日発表したレポートにおいて「コモディティ価格と景気後退の進行の間に関連はない」と強調した。さらに、IMFは「ドル安と短期金利の低下によって、コモディティへの魅力が高まったことなど、多くの要因によってコモディティ価格が押し上げられた」と述べた。IMFは今後のコモディティ価格急落の予想けん制し、「依然コモディティ市場はひっ迫しており、新興国の需要が高い」と警告した。さらに「世界経済に大きな後退が起きない限り、需給緩和の規模は小さいだろう」と語った。

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