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ヘッジファンドが穀物現物市場に参入

米食品大手のコナグラ・フーズは27日、穀物取引事業をオスプライ・マネジメント傘下のヘッジファンド「オスプライ・スペシャル・オポチュニティーズ・ファンド」へ売却することを発表した。今回の売却によりヘッジファンドの米国農業セクターにおける立場が高まった、とロイターは報じている。
コナグラのゲーリー・ロドキン最高経営責任者(CEO)は「今回の穀物取引事業売却により、弊社は中核事業である食品事業に集中し、取引事業における長期的なボラティリティに対する投資家の懸念に対処することができる」と語っている。同ファンドを運用するジョン・デュリエ氏は、ロイターとのインタビューで「コモディティ資産の保有と取引の組み合わせは、とても有意義で、強力なビジネスモデルである」と述べている。また、ある穀物トレーダーは「現物市場に介入することにより、先物取引に利用できる穀物の需給に関する情報をより多く入手することが可能になる」と指摘している。今年初めには、ヘッジファンドのホワイトボックス・アドバイザーズが、農業関連事業大手カーギルから穀物サイロを買い取っている。シカゴの先物トレーダーは「ホワイトボックスやオスプライの行動は、ヘッジファンドビジネスが穀物事業に参入する傾向を示している。今や現物穀物を扱う手段を獲得を目指すヘッジファンドのトレンドは確実なものとなり、後戻りすることはない」と述べている。

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