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直近3年間で清算されたヘッジファンドの資産規模は600億ドルに―専門誌

米経済通信社CBSマーケットウォッチは3日付の記事で、2006年以降の3年間の米国のヘッジファンドの清算規模は、運用資産ベースで約600億ドル(約6兆1000億円)に達したと報じている。
これは、ヘッジファンド・インテリジェンス系列の雑誌「アブソリュート・リターン」が明らかにしたもの。アブソリュート・リターンは、全米の2700超のヘッジファンドをモニタリングしており、8500以上のファンドに関するデータを顧客に提供している。

それによると、今年に入ってから、ヘッジファンドの清算規模は約70億ドル(約7100億円)で、2007年は約50のヘッジファンドで計186億ドル(約1兆9000億円)、2006年は、アマランス・アドバイザーズの91億ドル(約9000億円)を含め、350億ドル(約3兆6000億円)となっている。

また、ヘッジファンドの清算理由は、一部は投資家による他のファンドへの乗り換えだが、有名な巨大ヘッジファンドが必ずしもそれに見合ったリターンを生み出しているわけではないと指摘。むしろ、ヘッジファンドの清算は敗北であり、マネジャーの失敗だという。

清算件数別では、ロングとショートのポジションを同時に取る株式型ファンドが他のタイプのファンドより多く、16ファンド計40億ドル(約4100億円)となっている。これは伝統的な運用手法のヘッジファンドで、こうしたファンドマネジャーはゼネラリストと呼ばれる。

特に昨年は、ゼネラリストでも規模が最大級のマルチストラテジー・ファンドが最大の運用損失を計上。5ファンドで計73億ドル(約7500億円)の資産が清算された。

しかし、ヘッジファンドの清算規模は、ヘッジファンド全体から比べると小さいという。情報提供会社のヘッジファンド・ドット・ネットによると、全体の運用資産額は2兆8000億ドル(約287兆円)で、うち、国内居住者向けが6780億ドル(約69兆円)、残りがオフショア向けとなっている。



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