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銀行の次は投資家からの打撃―資金償還の殺到に苦しむヘッジファンド

英フィナンシャル・タイムズは4日付の記事で、ヘッジファンドは銀行からの突然の融資枠取り消しや追加担保の要求で資金繰りが悪化しているが、今度は顧客の投資家から資金償還が殺到し、それに応じるため、保有資産を投げ売りせざるを得なくなっていると報じている。
これまでは、資金償還は、クレジット・ファンドや投資対象が小企業に特化したファンド、イベント・ドリブンファンドなど金融市場の混乱で急激に人気が低下したヘッジファンドに集中していたが、最近では大手でも償還要求が増え、制限を設けているほどだ。

3日には、英ティスベリー・キャピタルは、14億ドル(約1400億円)の償還要求に対し、12億ドル(約1200億円)に抑えることで、投資家と合意したと発表している。残りは流動性が低い資産のため、金融市場が回復し、適切な価格で売却できるまで保有するという内容だ。

マクロ系ヘッジファンドの米ドレイク・キャピタルは、米国債投資で損失を受けた投資家に対し、償還要求額の半分を返済するため、事業を継続するファンドと解散するファンドに分割することを検討している。

英ヘッジファンド大手のポリゴンは、8億ドル(約800億円)の資金償還要求を受けたあと、現行の「スタックド・ゲート」と呼ばれる先着順の償還方式に代わり、ゲートを設けて償還を制限しない投資証券に移行する機会を提供する計画だ。

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