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アジアのヘッジファンド、小企業融資で2桁のリターンを目指す

オルタナティブ投資運用協会(AIMA)シンガポール支部のピーター・ダグラス会長によると、アジアでは資金調達に難航する小企業に対して融資を行うヘッジファンドが増えている。2006年にはアジアのファンド全体(運用資産総額合計2000億ドル)で僅か10%だったが、昨年は25%にも増加したことを、3日付のブルームバーグが報じている。
特に小企業の融資需要が急速に高まっているのはインドと中国。しかし、同地域の中小企業にとって、金融機関から融資を受けることは信用面から難しい。中国では、金融当局が過剰な融資に対する警戒感を強めている。厳しい融資環境い投資機会を見出したのがヘッジファンド。キューブ・キャピタル(資産額12億ドル)は不動産会社に対し、土地や株式を担保にして融資を実行している。貸出条件は通常3ヶ月から12ヶ月まで、年利は10%から20%。同ファンドの関係者は「以前に比べて状況は厳しくなっており、アルファを産み出す戦略へ向かう必要がある。ストラクチャード・ファイナンスは当然選択肢の1つだ」と述べている。シンガポールのユーロフィン・アジアは、コモディティ・ファイナンス専門のファンド。原材料を融資の担保としてコモディティ生産者に融資を行っている。融資は平均で500万ドルから700万ドル。融資の規模と担保のコモディティにLibor+2.5〜5.0%の利息を徴収する。ダグラス氏によると、小企業への融資から得られるリターンは、およそ10%台前半と見られている。株式・債券市場の先行きが暗い昨今、アルファを求めるヘッジファンドにとって、中小企業への融資は有効な選択肢の一つかもしれない。



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